【夏の読書感想文】 大石あきこ議員『維新ぎらい』を読んで。【れいわ新選組】
もちろん、私も「維新ぎらい」です。橋下徹と維新のせいで、学生時代の恩人が、いま、車椅子生活をしています。維新の連中を全員、一列に並べてぶん殴ってやりたいです。
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この本の冒頭部分、大石あきこ議員が大阪府庁で働いていたときの体験談が語られています。一番、笑ってしまったのが、大阪府知事が橋下徹から松井一郎に変わったとたん、それまであった府庁で働く大阪府の公務員の対する「締付け」「隣組制度」がゆるくなったというくだり。
これは、維新の松井一郎が「優しいおっちゃん」というわけでは「決して」なく、単純に「松井一郎が大阪府庁に登庁しない=働かない」のが、その理由ではないか。私はそう妄想しております。橋下徹のような偏執狂的な「公務員をいぢめてやる、いぢめてやる、いぢめてやる!」という歪んだ異常性格を松井一郎が持っていません。
松井一郎の行動原理は、「いかに動かずして、お金をポッケナイナイできるか」、それにしか松井の興味は無いのです。ゼニクレージーですね。
以前の記事にも書きましたが、松井一郎というと「身を切る改革」というベールの下に隠した「退職金詐欺」を忘れてはいけません。退職金をもらわないぶん、退職金を「4年✕12ヶ月=48ヶ月」、つまり「48等分」にわけて、毎月の月給に上乗せしているのです。もちろん、大阪府民にわからないように「こっそり」と。で、月給が上がると、月給をベースにして決められる「ボーナスの支給額」もアップします。ということで、4年間トータルに見ると、「退職金」をもらうより、高額な収入を得ることが出来る、という「維新」ならではの錬金術です。汚いやつらだ。
兵庫県知事で「維新の犬」「パソナの犬」である斎藤元彦も「退職金はもらわない」としていますが、松井一郎と同じような「退職金詐欺」を働いて、多額の血税を吸い上げている可能性が高いです。
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れいわ新選組の大石あきこ議員も、就職氷河期世代のロストジェネレーション。就職先がなく、大学院に進み、ようやく大阪府に公務員として正規採用されました。
大石あきこ議員の出身高校の「北野高校」ですが、なんと、大石議員をわけのわからないことで「提訴」している橋下徹も北野高校出身なんですね。
他にも、手塚治虫や梶井基次郎(レモン型の爆弾で本屋を爆破しようと妄想した脳内テロリスト)も北野高校出身です。
大石議員は、柔道部だったとか。橋下徹を一本背負いしていただきたいですなぁ。オホホホ。
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新書なので、2〜3時間もあれば、すぐに読めます。「維新ぎらい」な方には、おすすめいたします。