珠光茶会2025年2月7日〜11日。奈良で大茶会が開催されます。
ご機嫌よろしゅうございます。
炉開きを迎えて、茶室の趣きがすっかり冬仕様になりました。
口切りのお茶は楽しまれましたか?
来年の茶事イベントを探していたら、奈良県で
「珠光茶会」
なるものが開催されると知りました。
関西の歴史ファン、美術ファンはすでにご存知かもしれませんが、来年2025年の奈良は熱い!
なぜって、奈良国立博物館で、開館130年記念「超 国宝〜祈りのかがやき〜」が開催され、国宝110件が公開される大盤振る舞いなのです。
観光シーズンに合わせての公開は嬉しい。
しかも、京都国立博物館でも日本美術の名品を集結させた大展覧会が開催されるのだから大変。
国宝をまとめて見る機会はなかなかなくて、収蔵している美術館から持ち出すのも大変ですし、見る人の理解を深めるために展示にテーマ性を持たせ、説明文や音声の準備にも気を配る必要があります。
奈良も京都も、
「すごいものを見せる!」
という気合いが感じられるよい切り口。
共通チケットが発売されるようですので、春の行楽は京都と奈良で芸術三昧で決まり。
心にたっぷりと栄養補給です!
お茶からは話が逸れましたが、2025年2月7日から11日まで開催される珠光茶会、期間内に奈良市内の史跡で茶席が設けられます。
春日大社や唐招提寺、東大寺でお茶をいただけるなんて、滅多にない機会です。
しかも、濃茶席、薄茶席のどちらも体験することができるお得感…
奈良時代から続く歴史ある史跡でお茶を楽しむことができるなんて、この時ばかりは関西はいいなぁ〜と思わずにはいられません。