こどもの【肥満】を考えてみよう!
こんにちは!youkaです!
近年、こどもの肥満が増加しているのはご存知ですか?
こどもの肥満とは『同性同年齢の身長別平均体重に対して120%以上の体重』のこどもを肥満傾向としています。日本では10人に1人が肥満児であるとも言われています。
ではこどもが肥満になると何が問題になるのでしょうか?
これは大人の肥満と同様に、健康への影響や生活習慣病などの疾患を誘発する可能性が高くなることがわかっています。さらに、こどもの頃に肥満になることで大人になってからも高頻度で肥満になるリスクが高くなります。
こどもの頃肥満だった人の死亡率は標準体重のこどもに比べて1.5倍も高いという怖い研究結果も出ています。
ここで一番伝えたいことは、これはこどもの責任ではなく、親・家族などの周りの大人の責任であるということです。我が子がこれからの人生を健康に元気に過ごせるかどうかは、毎日のご飯を作るお母さんや、仕事で稼いで外食に連れて行くお父さんであることは良く考えた上で行動してほしいと思います。
肥満傾向のこどもの生活にはどのような特徴があるのでしょうか?
まずシンプルに【身体活動量が少ない】ことが考えられます。食事で摂取するエネルギー量よりも日常生活の活動で消費するエネルギー量の方が少なければ単純に肥満リスクが高くなることは容易に理解できると思います。
次に、摂取しているエネルギー源そのものにも問題があります。誰かが作ってくれる3食のバランスのとれた食事ではなく、ファーストフード、ジャンクフード、スナック菓子、インスタント食品などが主食になっているこどもが増えていると思います。
さらに、ゲームやYouTubeなどの発展しているこの時代背景もあり、夜遅くまでゲームをしたり、布団の中で寝る直前まで携帯を触っていたりすることで睡眠時間が減ったり、遅寝・遅起きの乱れた生活リズムになりがちです。
そんな生活リズムが乱れたこども達は、毎日朝食を食べているこども達に比べ、学業成績が悪いことも報告されています。
繰り返しになりますが、こども達のこれからの人生を賢く、健康な身体で生活させてあげるためには、周りの大人の力、考え、行動がとても重要になるということを念頭において、我が子と向き合っていく時間を大切にできればと思います。
「これが欲しい」と駄々をこねられ、「かわいそうだから」、「このめんどくさい状況を早く脱したい」からとなんでも与えてしまうことが本当にその子の為なのか、一度考えてみるとまた新しい道が広がるかもしれませんね!
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