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長い文章を最後まで読んでもらうためのコツを紹介します
わたしはこれまでに1500字くらいのnoteや数万字におよぶ教材を書いたり編集したりしてきました。
小説や詩歌のように「書かれた言葉自体を楽しむ」という趣旨のもの以外は、できるだけ文章を短くする方が読まれやすいと思っています。
文章を読むのは体力と時間を消費するからです。
仕事もしなきゃいけないし、恋人とデートも行きたいし、一人の時間にはYouTubeやNetflixを見たい。
そんな中で長い文章を読むのはしんどいです。時間的にも体力的にも。
一方で、長文だからこそのメリットもあると思っています。
たとえば、文章に世界観をもたせること。
140字という制限のあるTwitterにおいて、1ツイートでその人の世界観を作りだすのは至難の業です。
noteや書籍のように、ある程度たくさんの文字数を使って読者に伝えられる場合には、そこに世界観をもたせることができます。そうすることで、読者の没入度が高くなり、ファンになってもらいやすくなります。
動画コンテンツや音声コンテンツがあふれるこのご時世に、テキストだけで自分のファンを増やせるというのはかなりのアドバンテージになります。
というわけで、今回は「最後まで読まれる長文を書くためのコツ」をお伝えします。
長文を最後まで読んでもらうためには、冒頭で動機づけをする必要があります。
つまり、あなたの文章を読み続けるための大義名分を持ってもらうということです。読者側に「文章を読むための動機」がないと最後まで読んでもらうのは難しいです。
他の方のnoteを見ていてよくあるのが、いきなり自分の書きたいことを書きはじめちゃうパターン。
身内で読む分にはいいと思いますが、より多くのひとに読んでもらいたい、最後まで読んでもらいたいのであれば、読み手に文章を読む動機づけをしましょう。
では、どうやって動機づけをすればいいのか。具体的なコツをいくつか紹介します。
1つ目は、「この文章を読むことでどんないいことがあるのか」を冒頭で示すことです。最後まで文章を読み終えたときに、読者の手もとにはどんなものが残っているのか。これを明確にすることで、文章を読んだ後の自分への期待感が高まり、最後まで読んでもらいやすくなります。
教材を作るときにも、これは特に強く意識していることです。
この章を読むことで何の知識が身につくのかを冒頭で示すと、その知識を欲している読み手は最後まで読んでくれます。
2つ目は、「この文章でいくつの項目を紹介しようとしているのか」を明確にすることです。
「〇〇のコツを5つ紹介します」
「〇〇したいひとが△△すべき3つの理由を書きます」
のように示されていると、「とりあえずその5つなり3つなりが何なのかを知りたい」という心理が働くので、最後まで見てもらいやすくなります。
また、数を示すことで全体の文量の目処がつくので、読み手は安心感を持って最後まで読み進めることができるといった効果もあります。
3つ目は、「謎解き形式にする」ということです。
謎解き形式とは、常に「次はどうなるんだろう?」と読み手に思わせ続けながら、文章を展開していく形式のことです。
冒頭で大きな謎や問いを投げておき、それを少しづつ解決していく形式にすれば、途中で読むのをやめるひとは少なくなります。
たとえば、「月収15万のコンビニ店員が月100万稼げるエンジニアになった」という事実を投げかけておけば、
「どうやってエンジニアになったんだろう」
「まず何から始めたんだろう」
「ターニングポイントは何だろう」
のように、読み手の頭の中にさまざまな疑問がわいてきます。みなさんも気になりますよね?
このように常に謎や問いを投げながら、順番にその謎を解いていく形式にすれば、読み手を最後まで惹きつけられる文章を書くことができます。
今回は、長文を最後まで読んでもらうためのコツについてお伝えしました。
今回のnoteが少しでもタメになったら、スキだけ押していってくれると嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございました!