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失敗も反省も文字に変えて、noteの海に流している


「文章を書くなら、明るく前向きなものを書くほうが読まれるはず!」

そう思っていた時期があった。noteにかぎらず、SNSとかすべて。

だれだって人生を前向きに歩きたいし、だったら少しでも気分が晴れる文章を読みたいよね、って。



でもさ、書く側だって人生の浮き沈みはあるわけで。noteをはじめてみて感じたけど、うまくいっていないときに明るい文章を書くのってむずかしい。

現実のわたしとのテンション差が大きすぎるし、なんていうか疲れるんだよね。落ちてるときって、浮かんでくるワードもネガティブになるし。


そもそもわたし自身が明るい性格ではないし、人生は基本的につらいものであると感じているから、楽しいことだけを書くなんてきっとムリ。

個人的にだけど、人生=しんどい:5割、無:3割、楽しい2割くらい。楽しいの割合、少なすぎる・・・?でも、だからこそ貴重な「楽しい」は特別で、すごく大切にしているつもり。

そんな人生や価値観を、そのまま文章にして発信していけばいいじゃんって。だから思いきって、このnoteではよくなかったこともそのまま文章にしちゃおうって決めた。失敗談とか、反省とか、悩んでることとか。



これがね、意外とたくさん読んでもらえるんだよね。さらには「わかる〜」「応援してる!」とかって励ましてくれる。なんて優しい世界・・・!

たしかに思い返してみれば、読んでいて惹かれるのって、なにかを乗り越えたりとか暗さのある本音が見えたりとか、そういう文章が多いかもしれない。

すべての人が、明るい文章だけを読みたいわけではないよね。人によるし、その時々によっても変わるし。だったらわたしも、楽しいときは楽しい、しんどいときはしんどい、そう言える自分でいたいなと思って。



例えば最近だと、「仕事なくなってどうしよう、こわい・・・!」っていう話をリアルタイムで書いたり。

書くことでちょっと冷静になれたし、最後は意外とポジティブになっていたりして。失敗を書くことで、「次は成功した記事を書きたいな」とも思う。これってすごくいい流れだよね。


失敗も反省も、文字にすることで整理できたり客観的に見れたりする。記録として残しておくことで、自分の成長記録にもなる。

そんな文章をnoteという海に流したら、通りすがりの誰かが拾って読んでくれたりして。気持ちを寄せてくれたり、応援してくれたり、勇気がでましたって伝えてくれたりする。

書いてよかった、って思える瞬間がたくさんあるんだよ。



とはいえネガティブなことを書くときは、だれかを傷つけないようにしたい。ムリしてきれいに書く必要はないと思うけど、言葉のチョイスを慎重にしたりとか、特定のだれかを攻撃しないとか、そういうこと。

「読みたくないなら読まなければいい」って言われたとしても、目の前に流れてきたら見てしまうもんね。

だれひとり傷つけない文章って難しいかもしれないけど、考え続けることはやめずにいたい。やっぱり、このnoteっていう居場所が好きだから。


またね。



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