PDCAってほんとうにすごいのか?
「PDCAを回せ」
会社でそう言われること、昔からありました。
そのたびに、思っていました。
計画して、やってみて、チェックして、直す…そりゃそうだろう、と。
どうも、そう感じているのは私だけではなかったようで、他の人たちもちょっと首を傾げていたりしました。
しかしその反面、「そうか、なるほど、よし」と深くうなずいている人もいます。
ふと、小学校、中学校、高校、大学と思い返してみると、いつだって、PDCAって、やっている人は、自然とやっていたんです。その言葉を知らなくても、自然とそういうチェック機構を自分の中で作っていた。
夏休みの自由研究。
部活のトレーニングプラン。
大学のレポート提出。
あらゆるところで使われていたんです。
ではなぜ、社会に出て改めてPDCAか。
どこがすごいのか。
これは、もはや、PDCAという仕組み自体がすごいのではないのだと思います。
誰にでも分かる言葉で、端的に表していること
たぶん、これがすごいんだと思います。
「PDCAを回せ」と言われれば、仮に知らなくても「Plan、Do、Check、Action」と説明を受けることで、その場で飲み込める。
そして、そのときから「PDCA」を意識できる。
概念は、言葉が生まれたときに生まれる、とも言われます。
こうも簡単に、多くの人の中に「概念」を作り出すことができる、その言葉自体が発明なのだろう、と思うのです。
というわけで、こうしたシゴトが変わる言葉を探して行こうと思っております。なにか感じるところがありましたら、ぜひぜひコメントお待ちしております。