歯周病が太る原因に?!【Healthy Life】
こんにちは☺
2月に入り寒さにも、厳しさが増してきましたね⛄
寒くて、コタツから出られない!そんな日が増えました(笑)
そんな日が多くなると、必然的に運動量が減ってしまいがちです、、、、
「寒くて部屋から出られない~」 「部屋中でも寒くて動きたくな~い」
しかし!
実は、冬のこの寒~い時期の方が、なんと代謝率がUPしており、痩せるチャンスなんです🔥
冬になると、1日の基礎代謝量が秋に比べて100㎉前後も増えると言われています。
その仕組みは、寒さに対して体温を維持しようと、熱を作ろうとするため、秋に比べて冬の方が効率のいいダイエットを手助けしてくれるんです❣
さっそくダイエットを始めよう!
その前に、ちょっと待って✋
ダイエットを始める前に、肥満になった原因って考えたことありますか?☁
実は、太ってしまった原因の一つに、歯科の目線から言える意外な関係性があるんです!🤫
歯周病と肥満の関係
実は、歯周病は肥満の要因の一つと考えられ、反対に、肥満も歯周病の原因と言われるほど、相互関係があるとされています。
歯周病になると、歯ぐきの炎症によって、炎症性サイトカイン(炎症が起こると分泌されるたんぱく)である「TNF-α」が分泌されます。
この、「TNF-α」が脂肪細胞を肥大しやすくし、脂肪を蓄えやすくすると考えらており、肥満の要因の一つに上げられています。
一方で、
肥満体型の方は、脂肪細胞で作られる、炎症性サイトカイン「TNF-α」が、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かし、歯周病を発症、進行させる作用があると言われています。
また、肥満の人は脂肪細胞が多いため、多量に分泌された「TNF-α」が歯槽骨の吸収を早めているのではないかとも言われています。
つまり、「歯周病が悪化すると、肥満になりやすく」、「肥満になると、歯周病が悪化しやすい」という関係性に繋がることが言えます。
さらに、
「TNF-α」は、血中を移動し、血管内皮細胞や白血球を刺激するため、血管に負担をかけて、動脈硬化や心筋梗塞発症のリスクも高めてしまい、全身疾患にも繋がるリスクを上げてしまいます。😢
よく噛むことで肥満対策
効果的な肥満対策は、まずは、しっかり噛んで食べることです。
脳にはよく噛むと、食べたエネルギーの量にかかわらず、少量でも満腹を感じられる仕組みが備わっています。
この仕組みは「脳内ヒスタミン神経系」と呼ばれ、覚醒レベルや集中力・注意力をアップさせ、食欲を抑制する働きも担っています。
さらに、内臓脂肪を燃やす効果があることがわかっています。
◉ポイント
食事は20分以上かける
ひとくち30回奥歯で噛む
また、早食いをすると、BMIが高い傾向にあることも言われており、早食いの防止をすることで、肥満対策に繋がります。
「噛む」と「噛める」ことを大切に
「噛む」ことに加え、「噛める」ことも大変重要です。
年齢が上がるとともに、「20歯以上の歯を持つ人」の割合は減少し、「何でもかんで食べることができる」人の割合も減少してしまいます。
また、噛めなくなると、硬い食品を避けるようになり、柔らかい食品を摂取しがちになってしまうため、ミネラル・ビタミン・食物繊維などの摂取量が不足してしまい、栄養バランスの乱れによって、免疫力も低下してしまいます。🥕⤵
いつまでも、自分の歯で、しっかり噛んで、お食事を楽しんで頂けるよう、歯周病予防を、今から取り組んでおきましょう✨💪
最後になりますが、歯周病予防をすることで、肥満予防にも繋がります❣
皆さんもさっそく意識して、お口の中を清潔に保ち、食生活で肥満予防をおこないましょう✨
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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今回の記事は管理栄養士の水島が担当いたしました🌼
【参考】
*https://jfohp.or.jp/info/2021/9399