【子どもの疑問】なぜ宿題は出されるのか?

 保護者の皆様は当然のことと思われますが、子どもの目線からすると「なぜ宿題が出されるのか」と疑問に思うこともあります。

 そもそも宿題とは「学校等で学習したことの復習または予習などとして課する、家庭における学習上の課題」という意味で広辞苑に記載されています。

 要するに、学校、塾以外で自主的に学習を行うためのきっかけが宿題なのです。

 しかし、中には学校についてから宿題を行ったり、塾に行ってから授業の直前に宿題を行う生徒もいます。

 本来の宿題は前述で述べた通り、学校、塾以外で行うものであります。
 
 私がそのように考える最大の理由は、自主学習の時間の確保になります。

 実際、自分ではどのような学習をすればいいかわからない場合も多々あります。

 そこで宿題を利用し、最低限の自主学習の時間を確保するのです。

 また、宿題を行う過程で出てきた疑問、知らなかったことを明確にし、学校、塾で先生に質問をすることで、宿題を有効に使うことができます。

 宿題は授業外で最低限行わなければならない学習の課題になります。

 学校や塾にきて、授業の直前に行うことは、最低限の自主学習の時間が確保できていないことになります。

 今後さらに成績を伸ばしたい生徒は、まず宿題の取り組み方について見直してみてはどうでしょうか。


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