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マンガをなめちゃいけない①『学習する組織』

こんにちは。よたろーです。

今日も読書レビューを。
実は過去にずっと読書レビューのブログを運営してたんですが、いつしか放置してしまいなかったことになってしまいました。
そのときは内容はさておき読んだ本全部についてあげていたのでけっこう大変だったなぁと。
そして今から立ち上げなおすのもなぁという億劫さもあって、noteにサクッとあげたほうが気楽さもあって良いなと思ってこちらに書きます。
(読書ブログのことが知りたい方、こそっとDMくださいw)

そして今日取り上げるのはこちら:
『マンガでやさしくわかる学習する組織』

なんだよ、マンガかよ。

と思ったそこのあなた。
あなたですよ!

マンガといってバカにすることなかれ。
かなりちゃんとしてます。

というのも著者は『学習する組織』の訳者、小田理一郎さん。
つまりこれ以上『学習する組織』の内容を把握してる人はいない、くらいの方が書かれているわけです。
間違いないです。
というかあるわけがない。

ちなみにちょっとした自慢ですが、私も『学習する組織』読んだことがあります。
これがいかんせん分厚い。
そして膨大なボリュームです。

書いてあることは素晴らしいのですが(多分)、消化しきれない(泣)。
それを見事に「マンガでやさしくわかる」というかたちでまとめられたのが本書です。

はっきりいってこれで十分。
とくに組織開発をこれから勉強しようという段階で本家『学習する組織』は重すぎます。
スーパーヘビー級。

ストロー級のアマチュアボクサーがいきなりマイク・タイソンと戦うようなものです。
やめとけ、としかいえません。

この『マンガでやさしく…(以下略)』(以下マンガ版)も、マンガはほんの少し。
ちょっとしたエピソードがマンガで描かれていて、その後に活字で解説が続きます。
学習する組織を読んだことがあれば「あーそんなことあったわ」で理解が進みますが、学習する組織自体が初めてだと、この部分だけでも十分歯ごたえがあるんじゃないでしょうか。

ひとことでいうと、あれだけのゴツい本をよくここまでエッセンスを絞りこんで端的にまとめられたなぁと。
神業です。

そしてさらに素晴らしい、というか『学習する組織』でいちばん大切なところなんですけど、読んで理解して終わり、では何も意味がない。
どういうことかというと、あなたがこの本を読んで「学習する組織わかった、学んだ」となっても何も変わらない。
いいかえれば何の意味もない。

そうならないために、簡易な実践ワークも載せられています。
これを実践するだけでもすごい効果があると思います。
ただファシリテーションがコツが必要そうなのでそういうのなれてる人がいないと難しいかもしれません。
ですがワークを実践を試行錯誤で試してみること自体も学習する組織に近づくことにつながると思います。
(試してみたい方、ファシリテーションのご用命も承ります)

そうはいっても本格的に実践するにはもう一歩踏み込みたい、と感じるかもしれません。
でも実はそこまでこられたら相当、学習する組織化は進んでいると思います。

そのレベルまできたら一気に本家『学習する組織』にトライでもOKでしょう。
ただ、マンガ版をホップ、本家をジャンプとすると、実は「ステップ」があります。
それがこちら↓
『学習する組織入門』

これは私もまだ読んでないのですが、マンガ版と同じ小田理一郎さんの著作。
「入門」といいながら400ページあってかなりのボリュームです。
本家『学習する組織』が584ページ(Amazon調べ)なので2/3くらいの量なので、少ないといえば少ないですが、一般書籍で400ページとしてとらえるとかなりのボリューム感です。

こちらも個人的には早々に読まねば、なのでまたそのときがきたらレビューしてみたいと思います。

最後になりますが、『マンガでやさしくわかる学習する組織』マジでオススメです。
年末年始の気楽な読書(かつ役に立つ!)としてお手に取ってみてください。

本日もおつきあいありがとうございました。

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