3種類のパースの本質を3行で表せたぞ【絵の学び直し5日目】
こんにちは、イラスト再入門中のあめもとです。
パース・背景画の勉強を始めて5日目。
今日はこれまで学んだことを自分なりに整理してまとめます。
人に説明するためには、本質的に理解してないといけないので自分の理解度のチェックに最適です。
イラスト・映像制作を続けて丸10年で一区切り。
本気の内省により、本来やりたかったのは"史上最高のシーンを描くこと"だったことに気づき、絵の勉強を初心に戻ってはじめることを決意。
この記事は、職業イラストレーターのあめもとが「"浸れる絵"の描き方」を0から学び、実践する過程と思考をありのままに記録するドキュメンタリーです。
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3種類のパースの本質を一言で表すと
昨日までに学んだ3種類のパースについて整理をしていきます。
3つの透視図の用途はこんな感じでした。
- 一点透視図…どんな構造なのかをパッと見で見せるのに便利
- 二点透視図…現実に近い自然な見え方で描ける
- 三点透視図…縦方向にも角度をつけ大きな建物などを表現できる
これらを使いこなすために、それぞれの性質をしっかりと把握したいと思います。それぞれの透視図を一言で表すとどういうこと?という。
教科書にあった挿絵がわかりやすかったので再現します。
見ている人がどこを向いているかに注目するのです。
【一点透視図】
描くものを真正面から見ている
【二点透視図】
描くものを斜め横から見ている
【三点透視図】
描くものを縦方向にも角度をつけて見ている
これなら写真や絵を見たら一瞬でどのパースかわかりそうです。
一点透視図は二点透視図の特例と考える
上記のように整理をすると、あることに気がつきます。
画像のように、いろんな角度から建物を見た中で正面に来た時だけ、一点透視図になります。あらゆる三角形のなかに直角三角形があるように、二点透視図の特例として、一点透視図があるんですね。
この捉え方をしておくと、複雑なパースも分解して理解することができそうです。(これは次回見ていきましょう)
今日の気づき・まとめ
- 【一点透視図】描くものを真正面から見ている
- 【二点透視図】描くものを斜め横から見ている
- 【三点透視図】描くものを縦方向にも角度をつけて見ている
- 一点透視図は二点透視図の特例と考える