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親が貧乏だと子供に起こる最大の弊害は「体験格差」
海水浴・キャンプなどのレジャー、遊園地、家族旅行などなど。
皆さんの幼い頃の夏の思い出といえばどのようなものを思い浮かべますか?
近年子どもの時にした「体験」を通して得られる経験が子どもの学力などに大きく影響するという研究があり、体験の重要性が注目を集めているのをご存じでしょうか。
ところが、親の年収が高いほど子どもの体験にお金をかけることができる一方で、親の年収が低い家庭では学校外での体験が全くを言っていいほどしていない子も多く、それが体験格差を生んでいます。
自分が生まれた都道府県から20歳まで一度も出たことがない
家族旅行に連れて行ってもらった経験がなく修学旅行が唯一の旅行経験
海や川、山などの自然と触れ合ったことがない
幼少期は長期休みでもほとんど家でゲームをしていた
「親が家計を支えることで手一杯で、一緒に過ごした記憶がほとんどなく、みんなが幼い頃に当たり前にやってきたことが出来ていないということに大学生になって、もしくは就職してからやっと気付いた。」
「あの頃をもっと豊かに過ごせていたらコンプレックスを感じていなかった。幼い頃は我慢して過ごして、大人になって感性が鈍くなってから体験しても遅いと感じて悔しい。」
このような感情を持っている大人が増えているといいます。
幼少期・児童期の経験というのは貴重で人間形成に大きく影響を及ぼす
慶応義塾大学の教育経済学を専門とする中室政子教授は実証研究の中で以下のように述べています。
親が子どもと過ごす時間を『投資』と捉え、『勉強』に対する時間投資と『体験』に対する時間投資の双方が、子どもの認知能力や非認知能力(数値では測れない協調性など)に影響することを明らかにしている。
体験への投資は単なる遊びとはいえず、子どもたちの能力形成にとって重要な機会だ。
例えば
・キャンプに行ったときにどうやって火を起こそうか、テントを張ろうか。
・水族館に行ったときにあの大きな魚はなぜ速いスピードで泳げているのか。
といったことを自分の頭で考える貴重な刺激を受ける機会となる。
そのような経験を積んでいる子どもほど意欲関心が育まれ、大きくなるにつれて自分自身でどのよう物事に取り組むか、どのように時間を使うかなどについて主体的に意思決定をするようになる。
ここまでの話のポイントは何かというと、この「体験格差」=俗にいう『親ガチャ』の実態を解説しているということです。
つまりは親の経済力や教育方針などによって生まれるものであって、子どもが親を選べない以上、子どもが自分の意志でどうこうコントロールできるレベルの問題ではないということだということです。
かくいう僕も幼少時代は母子家庭で貧しく、高校卒業まで県営住宅で過ごしていた身なので、この体験格差については共感できる部分が多いです。
レジャーや家族旅行なんて当時は考えられなかったですし、いつもお金がないという状況に対する嫌気が常に付き纏う学生時代でした。
今でこそ30歳を超えて人並み以上に稼げるようになって色んな経験に投資が出来るようになったとはいえ、時間は巻き戻せないですからね。
僕が本当に投資したいのは子供時代の自分なのかもしれません。
じゃあ僕たちはどう生きるか
お金は増えたり減ったりします。しかし時間は当然のことながら過去→現在→未来にしか進めません。
20代から10代には絶対に戻れません。
結論、本人の幼少期の体験格差はどうしようもありません。
だからといって諦めていいですか?
悔しい思いやコンプレックスを抱えたままこの先長い人生を歩みますか?
なんとなくで貧乏のまま生きて適当に結婚して自分の子供にも同じ思いさせますか?
そんなのナンセンスでしょう。
自分の人生をそんな無下に扱うのはナンセンス以外何物でもないです。
今すぐに負のスパイラルを意識的に断ち切るべきです!
僕は決して一流大学を出たわけでもなく親から手厚いバックアップがあったわけでもありません。
でも今は若干30歳で年収1000万、2000万稼げていて、自分の学生時代からは想像もできないような経験をしてきました。
海外旅行もたくさんしましたし、昔から憧れていた車を買うこともできましたし、自分の会社を自己資金で立ち上げることも出来ました。
確実に人生のスケールは変わったと感じています。
これは僕が特別なのではなく、身の回りにも同じような境遇でもそれぐらい稼いでる人間がたくさんいます。
『若くして稼ぐ』
僕がこの活動をしていくテーマとして『若くして稼ぐ』ということをテーマとしています。
人生、ビジネス市場に限らず恋愛市場においても若さこそが正義であって、歳を取るにつれて市場価値が下がっていくのは紛れもない事実です。
仮に50歳で会社で役職が上がって年収900万とかになって豊かになったとしても、その頃のあなたの中の価値観は変わっていてもはや「やりたいこと」じゃなくて「やりたかったのにやらなかったこと」に変わっていることでしょう。
20代の時にしか出来なかった経験はもう手遅れで出来ないんです。自分の給料が上がるのをただ待っていては一瞬で人生は終わっていしまいます。
人生の後半に差し掛かってからお金を持ち始めて「あの時こうしておけばよかった」と後悔しても僕らはどう足掻いても過去には戻れない。
当然過去にやり残したことが極力少ない方がいいに決まってるじゃないですか。
『20代が充実しているから30代も充実する。30代も充実してたから40代も充実する』
これが一番幸せなんです。
なのでこれからも僕は就職・転職で人生を変えたい皆さんを支援と情報発信をしていきます。