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エロ同人で稼ぐなら社会人経験は積んだ方が良い。

BIGvancomicです。
ずっとnoteを放置してしまいすいませんでした。
あれこれと試行錯誤をしてメディアに箸を伸ばしていたので開設したメディアもあれば畳んだメディアもありました。

今回ふとメールの通知に過去に投稿した有料記事を購入して下さいました方がいて、色々とレスポンスを頂きまして、「違う窓口を増やす」と言う意味でもnoteと言う切り口は有効なのか実験してみよう、と執筆している次第であります。

最後の更新から色々と変化がありまして結論だけいいます。

累計で100本売れる作品が作れるようなサークルになりました。
本当にありがとうございます。
ただ「累計」とつくように3ヵ月程掛けての100本なのでもっと多くの人に作品を届けたいと、今回noteに戻って来た節もあります。


  • エロ同人で稼ぐなら社会人経験が積んだ方が良い。

これはエロ同人に限らず、あらゆる分野の創作の面でそうだと僕は思っています。今の僕の現状を言うと失業者です。職場のパワハラに耐えかねてさっさとエスケープしてしまいました。求職するも中々次のバイトが決まらず、さーて、どうしたもんかなぁって現状です。

と言うのもファンの方が背中を押して下さるお陰で毎月一定の金額の売り上げが入って来るようになりました。なのでこの恩に報いるべく、外での仕事の時間を減らして足りない分をDL同人で賄いつつ生活するというライフスタイルを選択しました。

そうやって少しずつ少しずつ比重をDL同人の方にシフトして最後には
「ファンの方の応援もあって作品を届ける事に集中できます!」と言う所に辿り着けたら良いよね!って言う方向性で今就活をしている所でございます。

少し話が逸れてしまいましたが。創作で飯を喰わせて頂く上で何故、社会人経験を積んだ方が良いのかについて説明します。


結論から言うと「ファンとの距離が遠くなるから」です。
創作で飯を喰いたい!って方や少し前に再度話題になった「Fire(早期リタイア)」を目指す方のほとんどは「好きな事してご飯が食べれたら良いよね!」って言うのが本音だと思います。


これは度々僕が話題に出す事なんですけど。
「あなたは何の為にそれを描くのですか?」と言う質問の答えをあなたは持っていますか?

ただ好きなだけでは続かない。ただ好きなだけではいつか潰されてしまう。
続ける事は楽しい事だけじゃなくて、辛い事もしんどい事もあるからです。
時には自分の能力不足。時には他社との劣等感。時にはやる気の空回り。時には失敗の回数。そう言う事が「続ける」と言う時間の経過の中には必ず含まれています。

もしそれらの強敵に「好きだから」の一本刃で挑んで「嫌いにならないと言う約束」ができますか?

大人ですら「飽きた」とか「向いてなかったんだ」とかあれこれ理由を付けて投げだして行くのが人間です。

だから「何故自分はこれをするのか」と言うのを持った方がいいと僕は考えています。

ウチは「BIGvancomic」と言うブランドを持っています。
このブランドに誓って僕は一つの目的を持っています。それは。

「リアルで満たされない人がいるのなら、せめてリアル以外の場所だけでも満たされたって罰は当たらないだろ」と言う物です。

人は何で漫画やアニメ、映画やドラマそう言ったモノに夢中になるのか。
僕は「現実では満たされていない」からだと思います。

凄い極端な話、自分に恋人がいて、その人が何でも自分の好きな衣装を着てくれてセックスしてくれるならもうエロ同人なんかいらないじゃん。その人に来てほしい衣装とか、その人が自分を嫌いにならない努力の為にお金を使うでしょ。僕なら少なくともエロ創作に掛ける費用から削りますね。だってそっちの方が満たされるもん。

でも、実際はそう言う人ばかりじゃなくて。女の子に縁がないとか。
社会生活が上手く行ってないとか。そう言う人がせめて「ハッピーエンドを体験してみたい」と言う気持ちでアニメや映画を観る訳ですよ。

技術のレベルはどうであれ僕は少なくともその人達が作れない物を作る能力がある訳で。こう言うシチュエーションでえっちできたらいいよね!とかこう言う女の子とえっちできたら良いよね!って言うのを形にする事で漸く、その人達は「買って良かった」「働いてて良かった」って思える。満たされると僕は思っています。

お金の為とかじゃなくて、そう言う事の為に能力を使うべきだと僕は学生の頃からずっと思ってました。(専門学校で講師にこいつは金の為に絵を描いてる、と親に言われた事を今でも根に持ってます。潰れろあんな学校。)

生きて行かないといけないし。生活の為に手段として絵を描く事は僕は悪い事じゃないと思ってます。綺麗事で飯が喰えるんだったら誰も貧困に喘いでねーよって心から思ってます。

ただ、やっぱりそれを「続けて行く」と言う面ではどこかでそう言う強い意志や思想を持っていないと僕を潰そうとして来た専門学校の講師の様に汚い言葉を大切な人に投げつけて来るみたいな事を平気でできる人間もいるんです。そう言う人達に負けない潰されない為にそう言う物を持つ事が自衛であり、継続のきっかけだと思います。

そう言うのを持ってたとしても「ファンとの距離」は離れて行く事がほとんどです。それは何故か「社会人経験が足りない」からです。

社会人経験が足りないと「生きて行く為に必死」で色んな失言をしたり、明後日の方向の物を作ったりしてしまいます。

具体的にどういう事か。

前述した「絵で飯を喰いたい!」「早期退職したい!」人達のほとんどがそれこそ「お金の為」に制作をしたい人達であって、「その売り上げってどこから出てるの?」って言う事に気づいてません。


僕が売り上げた、売り上げ本数100本と言うのは。

「30日間嫌な思いをする事もあったりして、そう言う事をに耐えきって稼いだお金」から出ているお金です。

この記事を読んでいる方にも経験があるんじゃないでしょうか。

「おい!何度言ったらわかんだよ!」
「お前もう○年目だろ!新しく入ったアイツの方が使えるぞ!」
「わかんないなら聞けよ!」
「そんな事も聞かないとわかんねーのか!」
「こんな事他の奴から教わってるだろ!(教わってない)」

とかもう上げるとキリがありませんが、そう言う事を毎月毎月味わいながら稼いだお金で僕達は「食べさせて貰ってる」身になるんです。


これを経験してなければ「じゃあ辞めれば?」とか「○○さんも同人で一発当てましょうよ!」とか「起業しよう起業!」とかって悪意のない無責任な事が言える人になってしまいます。


僕達は恵まれているという事に感謝をして背中を押して下さってる方に頭を下げて飯を喰わせて頂く身だという事を絶対に忘れてはいけません。
それを忘れた人間から堕落して行く事になります。

そうならない為には「社会人経験」を積んで僕達もファンの方達と全く同じ嫌な思いやきつい目に合っておかないといけないんです。

前職を退職した理由が、指導を作業台の上に腰かけて上から見下すように行ったり。指さしで「そこ」「ここ」と明らかに困る事がわかってて指導されたり。作った成果物を「使えな」っと投げつけられたり。そう言う目に遭い続けて「創作ができなくなる前に逃げよう」と撤退しました。

今でも街中で前職で作る様なオブジェクトを見つけるとPTSD見たいな感じになります。

だから僕はファンの人達の事を尊敬しています。
人はクリエイターや創作をする人の事を「自分にはできない事をする凄い人だ」って言うけど。

実際は凄いのは「あなた達」なんですよ。

僕達は社会性と言う物が著しく劣ってます。皆が当たり前の様にできる作業が僕にはできません。皆がさくさく成長できる簡単な所で躓いて成長が遅いです。組織の中で輪を乱さずに、もしくは乱さないようにしようという努力を結果として出せるあなた達が僕達には羨ましいんです。

普通に頑張って作業してるだけなのに上手くできない。
皆と同じにならない。
人と合わせる事ができる。人と同じ事ができる。
その能力が僕達がどれだけ欲しい事かきっと伝わらないと思います。

でもそれでいいと思うんです。ファンの人達はそんな事知らなくてもいい。
でも僕達はファンの人達がどんなしんどい思いをしてこれを買っているかを知らないといけない。何故なら。

「共感してあげる事」が出来ないからです。

前述したとおりリアルが満たされないからハッピーエンドを見たい人が想像してるハッピーエンド と 僕達が想像するハッピーエンドに距離があったら、もうそれは共感できない別物になってしまいます。

この距離感を埋めるには「ファンの人達の気持ち」を知らないといけない。
だから僕は「社会人経験は積んでおけ」って言うんです。

創作なんか時間さえ作ればいくらでもできます。
でも社会人経験にはリミットがあります。

30代の求職者 と 20代の求職者 だったら伸び代の面で会社は20代を採用します。

もうこの時点で先に創作に時間を掛け続けて失敗した人間は後戻りができない、状態なんです。社会人経験0の30 40 50 誰が採用すんだよ。
採用されるとこ何て限られてます。


だからもしこれを読んでる「創作で飯を喰いたい!」「早期退職したい!」
って思ってる人がいたら、あなたは今が一番若い状態なんだから、こう言います。

諦めろとは言わないし。成功する方法を考えろ。って思います。
でも「ファンに寄り添えなくなった奴は喰わして貰えないぞ」って思います。

お金は、「そこにある物がこれだけの価値がありますよ、と見える化する為に単位」であって、お金その物に価値は一切ないんです。お金だけ持ってても飯は喰えないんです。

「ありがとう」って言われる様な事をして初めて「あなたの作品にはそれだけの価値がありますよ」って価値を付けて貰えるんです。

作品を作るのも。売るのも。僕達創作家です。

でも価値を付けるのは「ファン」です。僕達に明日食べるパンを食べさせてくれるのは「ファンの人達」なんです。


一緒に「それだけの価値がやっぱあったよ」ってファンに言って貰える様な生き方をしませんか。

ファンに強請る前に、まずこっちから「これ作ったよ」って喜んで貰おうよ。そっちの方がきっと楽しいと思います。

再開一発目の記事から説教臭い内容で大変失礼致しました。

僕自身下品な表現やPRをしてしまう事が多々あるので戒めも込めて記事を書きました。

ファンの皆様方。応援して下さいます方。
本当に感謝しております。今後もBIGvancomicを何卒、よろしくお願い致しますm(__)m


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BIGvancomic
助けてくれるのか?! 生きていていいと、そう言ってくれるのか!? うぅぅ・・・ありがとうございますッッ!!!