なぜ、広島は京都に負けたのかー時間帯別得失点から読み解く。
広島が京都に負けた。ここでは、試合を観た第一印象でデータを色々探してみた。前回の記事でも書いたとおり、やはり広島の前半31分から前半終了までのシュート数が気になった。
私の記録では、広島のシュート数は1本である。それに対して、京都は4本のシュートを放ち、その内2本は入ってもおかしくなかった。
そこで、時間帯別得失点というデータがあるので、それを参照してみた。ハイライトしたのが、31分から前半終了までである。
ここでは、75分以降は点差に合わせて攻守の強度の割合が変わるので、検討からはずす。
上のグラフの方を見て頂けると分かるように、広島が得意とするのが、前半31分から前半終了まで、そして46分から60分であることが分かると思う。
それに対して、京都が苦手とするのが試合開始15分と31分から前半終了までということが分かると思う。これを単純に比較すると、広島は自らが得意とし、対戦相手が苦手とする時間帯に、この試合もシュートを打てていなかった。
なぜ、この2試合で、広島は得意の時間帯にアタックできなかったかは、選手・監督に聞かなければ分からない。
ただし、データとしては、チームに何か変化が起きていることは確かであろう。詳細な分析は、後日したい。