![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160493664/rectangle_large_type_2_2aaa022e392d1aeeacd55c83c99180c1.png?width=1200)
【ノンフィクション】要支援レベル2の親支援クエスト #4
お世話になっております。 食×IT 複合作家の内田です。今回は食でもITでもなく、50代を超えると、多くの人に足音が聞こえてくる、親の生活支援についてのお話です!
今日は第四話。前回の記事はこちらです!
前回の続き+そして今回のクエスト
足が悪くて歩行困難になりつつある母、以下の問題は、一度これでやってみる方針となる。
・朝のごみ捨てにいけない
➔とりあえず自力で頑張る
・買い物
➔ 頼まれたものをネットスーパーで対応
まず朝のごみ捨てなんですが、頑張ってはいるけど、ゴミ置き場がちょっと遠いので、足がどうしても痛いためやっぱどうしてもツライ・・という感じになりました。
しかし、ここで奇跡が起きる。
ごみを出しに行くとき、玄関に置いておいてくれれば、一緒に持って行っておきますよ。と言ってくれる人が現れました※今後はこの人をBさんとします。
母も数年前は、まだ足もなんとかなっていて動けていた頃、Bさんに色々とよくしていたらしく、今こそ、その恩返しをすると言ってくれたそうだ。母はお金を払うと言ったのだが、恩返しだから金なんか受け取れない!と強く言われたらしい。
こういうのって本当にありがたい話ですよね。きっと、良い事も悪い事も、やった事は、巡り巡って自分に帰ってくるのかもしれません。
「情けは人の為ならず」とはまさにこの事。
そして、もう1つの問題である買い物にいけない件について。
今はネットスーパーや、セブンナウなど、注文してからすぐに配送される、ネットサービスも多いので、これを活用している。
ただ母はスマホやPCが操作できませんので、母から必要なときに私に連絡してもらい、私がスマホに母の住所を登録して、注文する流れでやっています。
生活に必要なものは、大体楽天マートとセブンナウの併用で揃うようです。楽天マートは、時間指定が出来て翌日配送なので早い。これなら、計画的に発注するのが苦手なお年寄りでもいけます。セブンナウの方は1時間以内に持って来てくれるので、母は特に気に入っているようです。
・楽天マート
・セブンナウ
ただ、一つだけ条件をつけていて、注文ついでに長話や、愚痴をひたすら私にぶつけるのはやめて欲しいと、ハッキリいっておいた。
愚痴くらい聞いてあげられないもんなの?と思う人もいるかもしれませんが、これ高齢の親と子問題の、初期段階でもあるんです。
多分当事者しか理解できない話かもしれませんが、お年寄りの愚痴は「毒性」が強いので、聞いてる人にすごく負荷をかけるんです。ぶっちゃけ、同僚や友人の愚痴なんてレベルではなく、あえていうなら「呪いの言葉」に近いのです。
この言葉は、人の話をちゃんと聞ける人ほど、強いダメージを受けます。
具体的なパターンとしては「死ぬ」「もうすぐ私はうごけなくなる」「医者も私の具合の悪さは理解できない」みたいな言葉を、長時間ひたすら繰り返す感じで、私の場合は、最大3時間以上繰り返された事があります。
(医師は問題ないと言っているし、こんな事言いながら何年も生きてるんですけどね・・)
これは、親を心配しているからストレスになるのではありません。ぶっちゃけいつ死んでもおかしくない年齢なので、死ぬことについては、何も心配していません。
ではどういう事かといいますと。
例えば「死」に関する単語だけを、呪いの言葉のように、何度も何度も繰り返し、誰かに言われたときを想像してみてください。この状況に近いんです。
これってある意味、暗示とか洗脳に近くて、脳に「死」という言葉が刷り込まれ、気分を憂鬱にさせる仕組みだと私は思っています。
※多分個人差あります😅
例えば、仕事のストレスをリフレッシュするため、休日を楽しく過ごしていても、突然電話がかかってきてひたすら毒を吐かれると一気に憂鬱な気分になります。
こっちはそんな憂鬱な気分にされたのに、最後に、あーすっきりした・・みたいな事言って電話切るので、これがまたすごくイラっとくる・・。なので、高齢の親と子は喧嘩になりやすいのではないかと思います。
たまにならいいんですが、一回許すと頻繁にかけてくるようになるので、困っていた時期もありました。
ちなみに第一話で話した、兄ともめた件もこれがキッカケ。
ここ最近になり、諸事情で兄と揉めてしまい、兄と母は、連絡が取りにくい状況になり、兄は実家に行かなくなった。
ちょっと前置きが長くなりましたが、頻繁に電話してきて、愚痴やよくわからない長話を、私に延々と言うのはもうやめてくれと、ハッキリと母に伝えました。
幸いな事に、まだ頭はしっかりしてるので理解してもらえたようです。なので、電話で注文を貰うときは、愚痴や長話しはしてこなくなりました。
喧嘩して親不孝になろうが、自分の身は守らなければなりません。それが今回の件で学んだ教訓です。だから言いたい事はハッキリ言う。
このような感じでいったんは、落ち着きました。でもまた何か発生するんだろうな・・。
▼最後に今回の事例をまとめると
頭がまだ、しっかりしている時期なら、買い物に行けない問題は、楽天マートとセブンナウは割と有効。たとえ喧嘩になっても良いから、こっちの意志表示はハッキリ伝える事。共倒れだけは避けなければいけない。
次回へつづく・・
こういうのって、あんまり実名でやってるブログに書かない方がいいのでは?という考え方もあるかもしれませんが、誰にでも起きそうな話だし、似たような事で困っている人が、何かのヒントになるかもしれないので、私は気にせず、ガンガン書いていきたいと思っています。
更新がなければ、いったんは状況が落ち着いていたと、思ってもらえれば。
ちなみに、4話を超えたので、まとめのマガジン作りました。過去記事はこちらから見れます!
いいなと思ったら応援しよう!
![内田吉則 |食×ITの複合作家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95439059/profile_f6c37fe86b19aa7bd4cdd51f2f8c8c15.png?width=600&crop=1:1,smart)