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SaaS【Software as a Service】をざっくり理解しよう!

お世話になっております。 食×IT 複合作家の内田です。食のお話を楽しみにフォローしている方は、今回はジャンルが違いすみません🙇‍♂️

今回は数あるクラウドサービスのジャンルの1つであるSaaSのお話です!

SaaSのお話は、前提として「ハードウェア・OS・ミドルウェア・アプリケーション」を理解する必要がありますので、自信のない方は、まずこちらの記事を読んでみてください!

カテゴリ:
#yossytech_ITの基礎知識


SaaSって何でしょう?

SaaSとは「Software as a Service」の略で、通常、サーズや、サースと呼ばれています。

 Softwareとはその名の通りクラウド上で利用できるソフト(アプリケーション)を指していて【〇〇 as a service】とは〇〇をサービスとして提供するという意味。

つまり、この2つを合わせて、ソフトウェアをサービスとして提供しますよって意味なんです。

ソフトウェアはアプリケーションなんで、皆様も仕事や趣味で、すでに何らかのSaaSを使っているかもしれません。

エンジニアが利用対象になるIaaSやPaaSと違い、SaaSは全てのユーザーが使う可能性があるので、利用者の幅はかなり広いのが特徴です。

IaaSやPaaSとの違い

システムなので、サービスの裏側は、サーバー・OS・ミドルウェアが導入されたものを用意していますが、SaaSはアプリケーションまでが用意されています。

とは言っても、ユーザーに裏側は見せず、ブラウザ経由で「アプリケーション」の部分だけを見せて利用してもらう。

これがSaaSなんです!

SaaS型のサービス

SaaS型のサービスはかなり多く、それこそ星の数ほど存在します。

人事や経理を対象とした、管理部門向けのものから、営業向けの顧客管理ツール、開発向けの管理ツール、社員全員が使うグループウェア、タイムカードなどなど・・何でもあります。

なので、複数のSaaSを組み合わせれば、企業の基本業務は大体SaaSで回せるんです。

昔はサーバーを買って、オリジナルのシステムを開発会社に頼んだり、PCに市販のソフトウェアをインストールしていたのですが、今ではこういった企業がとても少なくなりました。

良く使われてるSaaSは?

超有名なとこで言えば、MS社が提供しているM365、Google社が提供している、Gmail、GoogleDriveなどです。

会社の業務などでは、Salesforce、Slack、Chatworkなどがよく使われてます。TVのCMで、SANSAN、ラクスなどをよく目にしますが、これらもSaaSに分類されます。

 SaaSのメリット

1つ目は、ソフトウェアからSaaSにすると、PCにソフトウェアをインストールしなくてもよくなる事。

他にもメリットはまだまだあります。

SaaSはデータがPCやスマホ側ではなく、サーバ上にあるので、異なるデバイス(PC・スマホ)やOSからでも同じデータが見れるようになりました。

という事は、会社にいても、家にいても、電車で通勤中でも・・「いつでも・どこでも」仕事ができるようになるんです。

SaaSを使う事で、場所に縛られずに仕事ができる上に、同じデータに権限を付与し、共有もできるので、リモートワークとの相性も抜群なんです。

今は災害や、コロナのような伝染病の発生時は、リモートワークをする企業も増えました。いまの時代に適応していく為には、SaaSをうまく使いこなす事が、今後の鍵になるのかもしれません。

SaaSを利用するときの注意点

ここまでいい事ばっかり書いてますが、利用する上での注意点もあります。

SaaSはどのユーザーにも、同じ仕様のプロダクトを提供します。プロダクトの仕様は、多くの人がよく使うと思われる、汎用的な利用方法を想定して決めています。

そのため、オリジナリティな業務には不向きです。

会社に合わせて開発するプロダクトではないので、利用者に合わせた、仕様変更をする事は、基本できません。

そのため、プロダクトが、会社の業務フローに合わなくても、利用者側がSaaSの仕様に合わせて、再度新しい運用を考える必要があります。

実際業務とSaaSがうまく合わなくて、もめる事もあるんですけど、ユーザーがメーカーに仕様を変えてくれ!と頼んでも、他のユーザーもみんな同じ仕様で利用しているものを、簡単に変更するわけにはいかないので、この点、注意が必要です。

最後に

SaaSについて、ざっくり解説させていただきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。

SaaSは基本サブスクリプションで、月額課金+従量課金という仕組みで提供されるのが一般的です。

そのため、サービスが気に入らなかったら、買い切りのソフトウェアと違って、いつでもサービスの継続を中断できるため、 品質の悪いサービスは、解約が相次ぎ、あっという間に淘汰されます。

SaaSはわかりやすい世界ではあるのですが、ベンチャー企業など、色々なソフトウェアメーカーがしのぎを削りあっている、厳しい世界なんです。

以上、SaaSについてお話させていただきました!


IT業界で学んだお役立ち情報はこちらのマガジンにまとめていく予定です!


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内田吉則 |食×ITの複合作家
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