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資産3000万円で生活は変わ…らない
言い方を変えると「生活を変えなかったから資産が3000万円になった」。
YouTubeを眺めていたら「資産〇〇万円で生活が変わる!」というような動画が視聴数を集めていることが多い。心の余裕や精神的な面の変化はあるけれど…タイトル煽りの動画に納得いかない気持ちが強かったのでちょっと書いてみる。
まずは生活防衛資金
社会人になって最初に意識したのは、まずは生活防衛資金。突然の怪我や失業手当が受給出来るまで耐えられる3ヵ月くらいの生活費相当…など基準は色々あるだろうけど、給与から7万を天引きしておくなら賞与等から8万以上で年間100万!と考えた。
なんとなく目標1000万円
大卒だったので順調にいけば約8年、なんとなく30くらいで1000万…という気になった。定時で帰れるなんて幸せな生活ではなく、残業代が満額でないにしても一定程度は貰えたので社畜を続けている限り現実的ではある。未婚の間は住宅費が抑えられるなら、あとは趣味や飲み会への出費さえコントロール出来れば問題無い印象。
奨学金返済がある場合はここから返済額を引いたくらいが現実的か。
アッパーマスの3000万円
その後、結婚して二馬力のまま豪勢な出費をせず子供無し…だと一人当たり生活費は下がって貯蓄ペースは上がって富裕層ピラミッド「アッパーマス層」の出来上がり。この辺りは「婚姻費用」「マイホーム」「マイカー」「子供」という「幸せ」の象徴にどれだけ割くか割かないか、優先順位や価値観の問題でしかない。ヨソジ家はコスパを気にするのでほとんど出費を増やさずにきた、というだけのことかも知れない。
実家への援助や介護が必要かどうかでも相当違ってくる。逆に、そもそも実家が裕福なら自身が働く以前にまとまった資産があったりするんだろうか…。