人と比べないという努力
「中高年から楽器を始めるコツ」という記事を2つ書いて気づいた。
いろんなことに言えるが、ひょっとして人間って人と比べないでいることが出来たら本当に幸せな人生を送れるんじゃないかなって。
人の中にある負の感情に「ねたみ」、「不安」、「恐れ」、「後悔」、「自己嫌悪」などいろいろあるが、結構な率でそれらのものは人との対比によって生まれていることに気づく。
後悔や自己嫌悪などはひょっとしたら無人島で一人で暮らしても起きる感情なのかもしれない。でも実際には起きていないマイナス評価を自分に下すのは本当にもったいないと思う。
今の時代、人類史上最も人と比べながら自分の立ち位置を築いているのかもしれない。自らSNSを触って、無意識に人と比較している。小さい頃から兄弟や親族、同級生や同僚と比較され、その物差しで自分も比較する。
見たことも会ったこともない人の能力や人生の一部を常に垣間見える生活を送っている。
ある意味ではそれを余儀なくされて生活している。
もし自分がやりたいことがあって(それがどんなことであっても)、誰とも比較せず、周囲のマイナス意見も耳に入らず、自分自身もネガティブに自分を捉えることが無かったら、2歳児の子供が夢中に蟻を追いかけるぐらいの集中力を注いで、凄いスピードでいろんなことを学習していくのだと思う。
そもそも勉強にしても仕事にしても遊びにしても、結局人からの評価を得ている人は、全く人からの評価を気にせず人の評価を求めない人だということ。ただただ行動しちゃう人。
人から「止めといた方が良いよ」とか「今更やってももう遅いよ」とか「あなたには向いてないよ」とか「それをして何かいい事あるわけ?」などと言われても気にしない人こそ前に進める。
悲しいのは他人が自分を評価する前に自分で自分を評価して、ダメ出ししまくって躓くというサイクルで生きている人が本当に多いような気がする。
自分自身、10代20代を振り返ると心の中はそんな葛藤をいつもしていた気がする。
幸せなことに歳をとるとともに、そんな人との比較や自己嫌悪から解放されている。
もうこんな歳だからだとか、今更…とか、向いていないとか、そんな声を聞いてはいけない。
馬鹿にされても良いし、かっこ悪くても良い。そんなのは言わせておけば良い。(意外と誰も言ってなかったりもする)
かっこ悪いことを愚直に出来るかっこ良さの方が自分を広い世界に連れて行ってくれる。
誰とも比べない。
私は私。
私に与えられた好奇心と能力で今出来ることを今やればそれで良い。
いろんな能力や才能があるだろうけど人と比べないで生きていけるのは素晴らしい才能だと思う。
そしてこの能力は努力で伸ばすことも出来ると信じている。
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でも誰かと比較して一喜一憂するのはナンセンスだと思う。
徒然と書いた記事なのに最後まで読んでくださりありがとうございます。
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