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ニボ
2020年7月2日 01:45
父の病気について詳細がわかったとき、私は母と二人で主治医と面会した。主治医は若い男の先生で、多分私より若い。若い医者らしく、勉強熱心でエネルギッシュだった。私達もそれなりに調べてはいたが、先生はわかりやすい言葉で丁寧に説明してくれた。白血病とひとくちに言っても、色々種類がある。急性、慢性、骨髄性、リンパ性、この辺はよく聞く分類だけど、更に異常を来した遺伝子の数や種類によって予後の良し悪
2020年6月4日 20:26
ちょっと書くか悩んだけど、私と父の関係について触れておきます。父は調理師をしていて、私が小さい頃は自営業もしてました。しかしバブル崩壊後に店をたたみ、その後はチェーン店を抱える会社でサラリーマン調理師として働いてきました。とにかく忙しくて、まともに遊んでもらったことはなくて、それでも父が大好きでした。むしろあまり会えないからこそレアキャラ的扱いで会えたら嬉しい!!と思っていたのかも。子供の頃の
2020年6月4日 18:16
60過ぎてもモリモリ働いてた父が、コロナ自粛期間中に体調を崩し白血病と診断された。家族にとっては青天の霹靂だが、容赦なくやってくる出来事を乗り越えていかなくてはならない。感染症対策という名の無常な隔離、迫る医療費(高額)(予定)、勤め先の退職勧告、そして試される家族の絆。なんかカッコよく始めてみたけど、一度しかない人生で何度も経験しないような体験が始まってしまったので、これを読んでくれたあ