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【百年ニュース】1920(大正9)6月24日(木)秩父宮雍仁親王(淳宮)が伊藤飛行機研究所(津田沼)に山県豊太郎(22)を訪問。突然の訪問だった。山県は当時日本最高の飛行士。日本の民間飛行家初の宙返りに成功。4月に東京大阪無着陸懸賞飛行に成功したばかりで知名度が高かった。
4月の東京大阪往復懸賞飛行大会で山県豊太郎は、朝8時過に東京都江東区の洲崎飛行場出発。11時15分に大阪城東練兵場上空に至ると名前付きのゴム毬を投下。すぐに東京に引き返し午後4時55分に洲崎飛行場に帰着した。帝国飛行協会の賞金1万円(うち5千円は機体費)のほか、月額15円の恩賜年金を獲得した。
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