【GPTs】AIで肩こり解消?側面からの写真で姿勢を判定し、改善アドバイス
はじめに - ChatGPTの画像認識機能で姿勢を判定できるか?
GPTsの開発は「こんなことChatGPTでできるかな?」という発想からスタートします。
開発自体はうまくいったりいかなかったりします。
最近の失敗事例は、観相学GPTsと自動車のナンバー判定GPTsと特殊なパターンでの似顔絵生成GPTsでした。
いずれもOpenAIのコンプライアンスが厳しく、公開までには至らずお蔵入りです。
今回、友人から「整体院の人が、『猫背の人とかの姿勢を判定して文章で説明してくれるAIがあったらお客さんに渡せて便利なんだけど』と言っていたけど、できる?」と聞かれました。
いろいろと試行錯誤して作ってみたところ、なんとか公開に漕ぎ着けました。
ChatGPT Plusを契約されていれば使っていただけます。
側面の写真を1枚アップロードするだけです。
iPhoneで写真をアップロードできずに困った経験がある方は、こちらをご参照ください。
そうはいっても試してみる前に、「どんな結果が出るの?」と気になるところだと思いますので、GPTにかけて解析した結果を結果の事例を2例挙げます。
事例1
事例2
このGPTsの用途にはどのようなものが考えられるか?
上記2つの事例いかがだったでしょうか?
良い姿勢は、良い評価、悪い姿勢は悪い評価と、それなりの画像認識と分析はできているのではないかと思います。
整体院やマッサージ店、治療院などでは、クライアントの姿勢の施術前と施術後の比較写真を撮って比べて違いをチェックしていただくなど、いろいろ実務的な活用方法はあると考えています。
今後クライアントと共にもっとブラッシュアップしていくつもりです。
GPTsに関するちょっとした所感
こういう人間をサポートするAIを短期間で簡単に作れるところがGPTsの素晴らしいところです。
GPTs登場前だったら、このレベルのシステムを作るために軽く数千万円の開発費と、1年間以上の期間はかかっていたでしょう。
AI開発プロジェクトは「学習データはどうやって集める?それって使っていいの?」から始まりますので。
そうやって人々が大変な労力とコストをかけて開発したものと同じもの、いやそれ以上のものがプログラマーではない個人でもあっという間に作れるようになりました。
今後もGPT-5、DALL-E4、Soraとさらに進化は加速していくことでしょう。
大げさではなく、本当に革命的なことが起こっていることを日々実感しています。
不満は1つだけです。
これ、GPTかGPTsかはっきりしてほしい。
自分が作っているものがGPTと言う単数形のものなのか、それともGPTsと言う複数形なのか、 どっちで書けば良いのか、呼べば良いのかいつも迷います。
ご存知の方がいらっしゃったらぜひ教えていただきたいです。
以上、ちょっとした所感でした。
以下、このGPT自身に自己紹介してもらった文章です。
姿勢改善へのプランニング – 写真からのフィードバックと実践的アドバイス(by Postural Analysis Sensei)
使い方は簡単です。
写真をアップロード: 姿勢の写真をアップロードしてね。
アドバイスをチェック: 専門家のGPTが写真をチェックして、スコアとアドバイスをくれるよ。
イメージをゲット: 改善案を反映した姿勢のイメージをもらって、自分の目標にしよう!
姿勢分析の基本
姿勢分析では、以下の重要な点に注目します。
耳たぶから大転子への一直線: 座位または立位で、耳たぶから肩峰、大転子、くるぶしまで一直線に並んでいるかを確認します。
頭部の位置: 頭部が適切に位置しており、前方への突出がないか、骨盤の後傾を確認します。
胸郭と肩甲骨の位置: 胸郭が前方に突出していないか、肩甲骨が過度に外側に開いていないかを見ます。
腰椎の弯曲: 腰椎が適切なカーブを保っているか、反り腰になっていないかをチェックします。
クライアントケースの分析
最新のクライアントの場合、写真から以下のようなポイントが見受けられました。
頭部の突出: わずかに前方に突出しており、これを改善するために「ダブルチン」の姿勢を意識することを推奨します。
肩の位置: 肩が前方に丸まっており、肩甲骨を下に引き寄せるエクササイズでこれを改善できます。
腰椎のカーブ: やや反り腰の傾向があり、腹部の筋力強化エクササイズで支えを強化することができます。
実践的な改善策
提案された改善策を実践することで、姿勢を改善し、健康をサポートできます。具体的には、次のようなエクササイズを日常に取り入れることをお勧めします。
あごを引く: 日々の生活の中で、あごを引き、耳を肩の上に保つように心掛けます。
肩甲骨のリトラクション: 肩甲骨を下に引き寄せて胸を開くエクササイズを行います。
コアの強化: プランクやアブドミナル・クランチなどのエクササイズで腹部を鍛えます。
改善後のビジョン
クライアントは改善案を反映した姿勢のイメージを持つことが大切です。そのため、実際の姿勢改善後のビジュアルイメージを提供することができます。これは、クライアントが目指すべき正しい姿勢を具体的に示し、モチベーションの向上にもつながります。
まとめ
姿勢はただ直立すること以上の意味を持ちます。それは健康的なライフスタイルへの第一歩であり、私たちの全体的なウェルビーイングに貢献します。今日ご紹介した分析と改善策を通じて、より良い姿勢、より良いあなたを目指しましょう。
姿勢改善の旅は一歩ずつです。日々の意識と継続が大切です。このブログがあなたの姿勢改善の一助となれば幸いです。
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ネイル写真からネイルアートを評価・スコアリングし改善案画像を出力するGPTs
ちらかっている部屋の写真から捨てるもの、片付けるものを自動判別し、整理整頓の手順をアドバイスしてくれるGPTs
飲食店舗の外観写真からお客さんの入りやすさ、バリアフリーなどを自動で評価・スコアリングし、改善後のファサード画像を出力するGPTs
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