【すっぱいチェリーたち🍒】スピンオフ吉田②〜バンド結成編〜
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吉田編①を箇条書きでいきますと
宇利と阿久のお笑いに憧れる吉田
級長だがテストの点数は良くない
理由は教科書を読んでいる風で「お笑いマニュアル」を読んでいるから
宇利と阿久が作った「キセキノホシ」を桜井と桑田というコンビがパクっているのをYOUTUBEで見つける
なんとか2人の役に立てないかと作戦を立てようとしている
それでは吉田編②いってみましょう。
#レッツチェリー 🍒
#流行らせようとしている
…
まさか宇利と阿久の曲がパクられているだなんて。
次の日学校に行くといつもと同じガヤガヤした教室がそこにあった。
「そろそろ文化祭か」
吉田はお笑いも好きだがそれでは宇利と阿久には勝てないと感じていた。
宇利と阿久のキセキノホシを聞いてから吉田はベースを練習し続けていた。
パクられたキセキノホシのYOUTUBEを見ながら見よう見まねで練習した。
ある時は自宅でオカンに「ベンベンうるさいわー」と怒られ、ある時は川べりの土手で練習をしているとオッチャンに「ギターやないのかぃ〜ベースなんて地味だのん」と言われ。川べりの土手で何やらワチャワチャしていた(田中)がそれには目をくれず黙々と練習した。
練習しすぎたせいか、テストの点はみるみるうちに下がっていった。それでも「お笑いマニュアル」とベースは止めなかった。
「バンドやろうぜ」を言いたいがために。
カッコよく言ったが、バンドをやることをここまで駆り立てる一番の要因は
モテたい
ためである。
もう一度言う。
モテたい
のだ。
全男子高校生がモテるために何をすべきかを24時間考えている。
#全男子高校生だぞ
24時間というと寝ている時も考えているのだ。
宇利と阿久の作った曲がある。
自宅にはオカンのベースがある。
バンドやるしかねぇ
確信に変わっていった。
宇利は相変わらず大きな声でクラスの中心で笑っていた。
できることは全てやった。
勇気を振り絞って宇利に伝えてみよう。
吉「宇利君、バンドやりたいんだけど、どうかな?」
#バンドやろうぜやないんかい !
宇「おっ!エエよ」
#軽い !
阿「バンドやるなら保志田も誘おうや。あいつドラムできるで。この記事で言うてたよ。」
#記事 ⁈
こうして宇利、阿久、吉田、保志田によるバンドが結成され毎日授業が終わると音楽室に集まり練習を始めた。
気になりますね。バンド名。
阿「バンド名、何にする?宇利考えろや」
宇「そやなぁ…」
宇「ミスッタチェリヤネンでいこうや♪」
#すっぱいチェリーたち 🍒
▼今ならまだ間に合います!ぜひ読んでください!
一歩呪文を間違えるとこんな感じになる笑
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