あなたはくだらなくない
あなたは、自分を信じていると、信じてもいないのに、そう信じている。
あなたは、周りを気にしている。
あなたは、自分を恥じている。
だって、お金持ちじゃないから。
だって、美人じゃないから。
だって、賢くないから。
だって、体が不自由だから。
だって、もう歳だから。
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あなたは、恐れている、本当の自分になることを。
子供の頃がそうであったように、あの頃の自分に立ち返ることを。
だって、お母さんに怒られたから。
だって、友達に「お前は変だ」って言われたから。
だって、学校で虐められたから。
だって、お父さんに殴られたから。
だって、先生はそんなこと教えてくれなかったから。
…でも、だって…だって、周りがそう言うんだもん。
そうやって間違った考えや方法を信じている。
それらは何一つ、あなたと関係ない、何一つです。
仮にそのどれかの一つでも、あなたと関係があるのなら、もうすでにあなたは確信しているはずです。
でもそうなってない、それこそあなたが自分本来を生きられていない証拠。
あなたが、あなたの心に従い、あなたの思うように、あなた本来を発揮したとき、それが起こるのです。
…まさか、本当に? そうそのまさかです。
でもどうして? 何で周りはそのことを教えてくれないの?
でも何で、周りは噓をついたり、邪魔してくるの?
…そんなの簡単です、自分で気づくしかないからです。
あなたが、あなたであるために、あなたに戻るために、周りはあなたと無関係のことをすべて背負って、あなたの代わりを演じてくれているのです。
あなたを虐待した両親。
あなたを虐めた学校の能無し。
あなたを捨てたろくでなしの男たち。
あなたを搾取し続ける会社や社会。
醜い容姿、弱い体、低い能力、貧困、不運不幸。
あなたを取り巻く境遇のすべてに意味があったのです。
あなたは、一体いつまで、彼らにそんな不毛で損な役回りを演じさせるのですか?
でもそんなことって、だって、それじゃ自分だけがバカみたいじゃない。
…とんだピエロの道化じゃない。
…そう、でもだからこそ、一秒でも早く、そのことに気づき、自分本来を思い出したうえで、彼らのもとに走っていって、そしてそのことを謝罪せねばならないのです。
「遅くなってごめんね」って。
その日から、ようやく本当の人生が幕を開けるのです。
どうかお願いだから、本当のあなたの姿を彼らに見せてくれませんか?
もう十分すぎるほど、自分と無関係な人生を楽しんだじゃないですか。
あなたが見たいと思っている、他の誰かから借りた思い込みの世界ではなく、あなたが本当に体験したい、やらずにはいられないことで溢れんばかりの世界で、共に歩んでゆきたいのです。
どうか自分本来を思い出す勇気を一度だけ出してほしい。
一度やってみて、ダメならまた元の自分がくだらないと信じている人生(実際はそうではない)に戻ればいいじゃないですか。
実際にはそんなことにはなりませんから、一度乗れた自転車のように、もう二度と本当の人生から逸れることはないのです。
だから騙されたと思ってやってみてください、騙されるのは得意ですよね?(苦笑
でも嘘ではないのです、私があなたを最後まで信じているように。
世界があなたを偽るために優しいウソをついていることを、どうか思い出してください。
自分に噓をつくことをやめて、勇気ある一歩を踏み出してみて。
もう泣かなくていい、泣いてもいい。
笑わなくてもいいし、笑ってもいい。
そのままでもいいし、変わってもいい。
あなたはくだらなくなんかない、あなたがそう信じるならば。
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