チャリチャリとラクすくを乗り継いで楽しくツーリング!
新しい地域交通の形、シェアモビリティサービスが急速に広がり、世間を賑わし街中でも利用者を少なからず見かけるようになりました。
そこでふいに、心地よい秋の陽気に小粋な午後の小旅行などはどうだろう、なんて思い立ったのでした。
もしよろしければ、ご一緒にいかがでしょう。
そんなにお時間は取らせませんから、是非ご一緒に。
では早速まいりましょう!
シェアサイクル『チャリチャリ』
すっかり毎朝のルーティンとなったnoteの記事を投稿し終え、部屋の掃除や洗濯、台所の炊事を手早く済ませ、さっそく薄手の上着だけを羽織り着の身着のまま、免許証の入った財布とスマホだけをポッケにねじ込んで出かけたのでした。
家から10分ほど歩き『チャリチャリ』乗り場に到着。
あらかじめインストールしておいたアプリを起動、自転車の後部についているQRコードを読み取り、わずかな操作でライド(レンタル)完了!
はじめてのシェアモビリティサービスの手軽さに感動も一塩だ。
乗り心地についても、思っていたよりは普通で、普段自分のマイ自転車(天上天下という名前)に比べればかなり普通ですが、近所の公園やコンビニに買い物へいく程度の普段使いなら問題なさそうです。
軽快に走ること10分、目的地『シーサイドももち海浜公園』へと到着!
はじめてチャリチャリでやってきた『シーサイドももち海浜公園』、ももち浜沿いを爽快に自転車で海の風を心地よく感じながらサイクリング!
広い園内の一部、ももち浜エリアをぐるりと一周し、道中何事もなく帰路につきました。
次の目的地のため、自転車の返却は別のポートに、自転車の返却も簡単であっという間、この手軽さが素晴らしい。
返却の際して、利用時間のみならず、走行距離とルートも確認でき、この点に驚きました。
サイクリングの時間は延べ30分ほど、お疲れさまでした!
モビリティシェアサービス『ラクすく』
お気に入りの公園散歩を終え、次の目的地に向かうため、EVスクーターシェアリングサービス『ラクすく』のポートへ向かうこと2分(近い)到着!
自転車を返却したのち、すぐスクーターを予約していたため、ポートで予約スクーターのQRコードを読み込み、あとはスマホ画面の指示に従うだけで簡単にスクーターを借りられました。
あたかじめ確認していた操作手順に従い、カギを取り出し、セキュリティー解除(しないと防犯ブザーが鳴り響き恥ずかしい思いをする)、ヘルメットを取り出し装着、ハンドルロック解除、電源起動を行い、走行準備完了!
運転のときにのみ着用する眼鏡を装着、二度ほどクイクイと押し上げて、私の心の準備も万端だ!
走行に際しての注意として、はじめECOモードとなっている走行モードを右手側のモードスイッチで切り替える必要があります。また切り替える際、すぐにモードが切り替わらないことがあるので、焦らずスポーツモードになるまで右の+スイッチを操作してください。
さて、はじめてEVスクーターに乗った走行感覚は、原付に比べてずいぶん軽く、思っている以上に快適。ただ長距離のツーリングには向かなそうなので、あくまでも往復小一時間程度の使用にとどめるのがいいでしょう。乗り心地は悪くないといっても長時間の走行には不向きでそれなりに疲れます。
かくして、目的地アイランドシティへ向かうこと約15分、だいぶんEVスクーターに乗りなれたころ、それは起こりました。
大通りをスイスイと走ってたところ、急にスクーターのスピードが減速(10㎞台)したのです。メーターディスプレイを見ると上部に赤いランプが光っており、バッテリー残量が9%になっていました。どうやらバッテリー残量が少なくなると安全装置が働き制動に制限がかかるようでした。
はて、これは一体どうしたものだろうと10㎞台で国道をノロノロ走行、駐在所の前で立哨されていた駐在さんと目が合い(会釈を交わす)気まずくなる。どうにかすぐ近くにあった安全な場所(コンビニ)に一旦逃れ、最寄りのポートを探し、運よくすぐそこのポートでスクーターを乗り換えることができ一安心。
ポートで乗り換えている最中、折よくラクすく・スタッフの方がいらして、スマホで手続きをしている間、他愛もない世間話をする機会にも恵まれました(メンテナンス&点検、お疲れ様です!)
さて、少し寄り道してしまいましたが、無事にスクーターを乗り換えることができ、再び目的地へ向かって軽やかに走り出しました。少し走って気づいたのですが、バイク一台一台乗り心地が違うようです。
一台目に比べ車体のぐらつきのようなものを僅かに感じ、走行には一層の注意を要しました(車体に極僅かな歪みでもがあったのかも)
ともあれ、その後は特に何事もなく無事に目的地であるアイランドシティエリアに到着!
はじめてやってきたアイランドシティ、お散歩のため最寄りのポートへ一旦スクーターを返却し近くの公園へ向かうことにしました。スクーター返却の際、ヘルメットを返し忘れてしまい、また同じスクーターを借りてヘルメットを返そうとしたところ、キー返却用のボックスが風に煽られて閉まってしまいカギを返せなくなったり(落ち着いて返却手順をやり直すことで無事に乗り切れました)色々ありましたが、何とかなりました。
広い公園の中で少し休み、帰るためポートへ戻り別のスクーターを借りようとしたところ、なかなかQRコードが読み込めずまごついているうち、なんと別の方から予約が入ったようでそちらのスクーターは借りられなくなってしまったのです。
そのポートにはもう一台スクーターはありましたから、そちらを借りるためにQRコードを読み込もうにも、これまたなかなか読み取ってくれません。そちらのスクーターはQRコードシールが少しめくれており、その影響なのか全然読み込めないようでした。
そうはいってもスクーターはその一台のみなので、借りられぬでは帰宅できずどうしたものかと途方に暮れること30分(その間に先ほどQRコードを読み取れなかったスクーターを予約した方がきて、何事もなくスクーターを借り颯爽とでかけていきました、お気をつけていってらっしゃい!)
いよいよ諦めてすぐ近くにあるチャリチャリを借り、駅までいってから電車に乗って帰ろうかと諦めかけたころ、一台のスクーターが返ってきたではありませんか!
「そんなことある?」とか密かに心で思いつつ拍手喝采、返却手続きの間、どこかに向かうふりを一生懸命演じつつ近くも遠くもない場所で待っていました。やがて返却された新たなスクーターを無事に借りることができ、予定より随分手間取りましたがなんとか帰路についたのでした。
帰りはもうすっかりEVスクーターにも慣れ日が落ちはじめた道すがらを快適にツーリング、何事もなく元の出発地点である返却ポートへと到着、延べ3時間ほどの短い旅路を楽しく終えたのでした。
ここで少しEVスクーターでのツーリングについての補足事項です。
今回はたまたま天気も陽気も最高で、走行した道も奇麗で走りやすく道路状況、交通状況共に良好でした。
今回のようにレジャー目的での利用に際しても、安全面等あらかじめ様々な要因を考慮したうえで事前準備を怠らず利用することを心掛けるのがいいと思いました。
また、EVスクーターは原付に似てはいますが、乗るにつれ幾つか気になる点が出てきます。加速や制動(ブレーキ)など、やはり原付とは違う点を忘れてはいけないと思います。
公道を走る以上、安全第一!
楽しさは二の次!
そう心がけてさえいれば便利に楽しくサービスを利用できるでしょう。
今回、私の事前調べが甘く、細かいトラブルに見舞われたりもしましたが、とっても有意義なツーリングだと感じました。もし、本稿をお読みいただいた方が、EVスクーターのシェアリングを考えていらっしゃるようでしたら、私と同じ轍を踏まぬよう先にいろいろ調べてから利用しましょう。
ラクすくは、スクーターをあらかじめ検索できるので、忘れず利用したいポートにスクーターがあるかどうか、スクーターのバッテリー残量(50%以上!)を確認しておきましょう。
また、スクーターを返す際、一部返却ポートには、返却台数が定められているポートがあるので、返却予定ポート情報を事前に調べておくことをおすすめします。
そしてより重要な注意点として、一部スクーターのQRコードには、読み取りしずらいものがあります。
事前に予約して、いざ予約したスクーターに乗ろうとした際に、コード読み取りができなかった場合、キャンセルして別のスクーターを借りようとしても、15分間待たないと続けて借りられません。
スクーターは予約しなくても直接スクーターのQRコードを読み取ることで借りられます。そこであらかじめポートにスクーターが数台あることを事前に確認できた場合は、予約をせずにポートに着いてからスクーターを直接借りるのがおすすめです。
バッテリー残量はもちろんですが、スクーターの状態には個体差があります。乗る前にキチンとスクーターの状態を目視し確認しましょう。スタッフの方が定期的に点検をしているようですが、自分の安全のため過信することなく確認しましょう。
最後に初回利用の場合、クーポンが使えることがあるようなので事前にチェックしましょう。
おわりに
以上、シェアモビリティサービス『チャリチャリ』『ラクすく』を実際に利用した体験から、個人的にシェアしたいと思った内容でした。
もし何かのお役に立てたなら幸いです。
最後まで読んでくださってありがとう。
またご一緒できる日を楽しみにしています!
それでは、本日はこのあたりで失礼します。
いつも本当にありがとう。 これからも書くね。