#1.Googleシークレットモードって何?
初めまして、よしポンと申します。
「他人から見ればムダ知識。僕にとってもムダ知識。」
この連載コラムでは、とるに足らないことをわざわざ調べる必要なんてないのに、気になるから調べちゃうのが記事内容です。
調べる癖って何事にも大事だと思うんです。この連載は不定期になりますが、始めてからどんどん調べていく癖がつきました。
情弱バカの私が、自分で学んでアウトプットすることで自分のためにやっているマガジンです。これもみなさんのトリビアになりますのでどうか知った瞬間に脳内でドーパミンを放出させてください。
最初のテーマはGoogleのシークレットモードについて書いていこうと思います。
シークレットモードとは?
最初に辞書的な意味から説明しちゃいます。
グーグルが提供しているブラウザ「Google Chrome」(以下、Chromeと表記)の機能のことで、自分が閲覧したホームページの閲覧履歴やダウンロード履歴が残らない機能のことです。https://allabout.co.jp/gm/gc/428053/ より引用
簡単にいうと足跡を残さないようにする魔法のモードです。
元々はプライバシーモードという名前です。Googleだけしか持っていない機能ではないそうです。Safariなどの他のブラウザにも備わっております。
次に、具体的にどう使うのか簡単に説明します。
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たとえば、ある家族がパソコンを共有で使っているとします。
19歳になった発情期の次男坊はムラムラしています。どうにかしてエッチな動画をみたいわけなんです。
三上悠亜や高橋しょう子などの好きなAV女優のエッチなDVDを購入したいのですが、家族に履歴やダウンロード歴を見られたらヤバイですよね。
そこで、このシークレットモードを使うことによって、履歴が残らないことから、バレずにこっそり購入できるのです。お届け指定先もコンビニにすればバッチリですからね!
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ざっくりいうとそんなところでしょうか。
※変なたとえになってしまいましたが、ご了承を願います。
本当にバレないの?
基本的にはバレません。
ただし、
企業や学校のサーバーを経由してインターネットアクセスしている場合は特定されてバレます。
ローカル上(自分の使っているパソコン内)の履歴は消すことができますが、サーバー(学校や企業が管理しているネットワーク)を通った履歴は消されません。
さらに、企業や学校の端末がコンピュータウイルスなどに感染することによって機密情報が流出することがあります。
ですから、絶対に企業や学校でダウンロード、変なサイトでのアクセスはバレるのでシークレットモードと言えども無駄です。
家族で使っている場合には安心ということでしょう。
また、アクセスされた側のサーバーにも残るので注意してください。
他にも用途はあるの?
エッチなDVDを買う以外に用途があるのかと言えばもちろんあります!
いくつか紹介しましょう。
・Cookieの無効化
Cookieとは、webブラウザ上にに自動で蓄積される来歴情報のことです。ユーザーの意思に関係なく、ユーザーのサイト訪問数、関連情報などが記録されます。
たとえば一度Facebookやtwitterにログインすると、次回アクセスする際にはIDやパスワードを入れなくても良いですよね。
あるいはAmazonでカートに入れた商品がページを離れても残っていることがありますよね。
これはCookieが有効であるため、パソコン内に情報が保存されるからです。これをなるべく残したくない場合にシークレットモードが役に立ちます。
ただし、いちいちログイン作業をしなければならないのがデメリットです。
・複数のアカウントを作成する
Googleやyahoo、outlookなどのアカウントを複数作りたい場合ありますよね。
通常のモードで作成すると、同じブラウザを利用するため、フィッシングメールの利用やID偽装などの違法性を疑われて、アカウントが凍結してしまうことがあります。
そこでシークレットモードを使うことによってブラウザの履歴が残らないため、スムーズに複数のアカウントを作ることが可能となります。
ですが、違法行為は必ずバレますので絶対にしないでください!
・SEO対策にもなる!
SEOとは検索エンジン最適化の略です。GoogleやYahoo!などでキーワードが検索された場合に、自サイトが上位に表示されるようにすることを意味します。
そこで商品を買ってもらうなどで利益を得ることができます。ここで必要なのは「サイトの順位確認」です。
しかし、正しい順位を確認しないと、効果のないSEO対策に多くの時間や予算を使い続けてしまうこともあります。なぜ正しい順位にならないかと言うと、使っているユーザーによって順位がバラバラになるからです。これを「パーソナライズド検索」と言います。
そこで客観的に順位を見るために、ユーザーに影響されないシークレットモードが利用されています。ですが、シークレットモードでは自分が検索した地域情報までは消されません。たとえば飲食店を調べたい時は地域情報が反映されてしまいます。
サイトによっては、Googleサーチコンソールや、SEO Pack seodoor(セオドア)がおすすめだそうです。
Google以外にシークレットモードはあるの?
最近Googleが「シークレットモード」に設定されたブラウザーでもインターネットの閲覧情報を収集し、ユーザーのプライバシーを侵害しているとして、集団訴訟を提起されたそうです。
これを考えるとGoogleシークレットモードを決して安全ではないことが考えれられます。
別のブラウザでもシークレットモードが存在しています。
Safari プライベートブラウジング
Arora 0.5 プライバシーモード
Mozilla Firefox プライベートブラウジング
Amazon Silk プライベートブラウジング
Microsoft Edge InPrivateブラウズ
余談ですが、英国ではエッチなサイト用のプライバシーモードがあったそうです。
ですから、元々、青少年向けに作られたと言っても過言ではありませんね(笑)。
それでは今回は以上になります。次回もこのシリーズ楽しみにしていてくださいね!