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専業コーチの僕が、自分のクライアント経験を振り返る②~2人目の長期契約コーチ~

このところ、自分自身の学びの機会になることもあり、これまで繋がりのある対話ビジネス実践者(コーチ,キャリアコンサルタント,ダイアローグ等)を集め、Facebookで勉強会を開催することを行っています。

4月は毎週末勉強会を開催するようにしており、明日4/15は「自身のクライアント経験から、提供者としての心得を学ぶ」というテーマで勉強会を開催予定です。

他者に対して対話サービスを届けるにあたり、自分自身がクライアントになった経験は貴重なもの。
コーチに対する感謝、希望、期待、ガッカリ、要望などなど、色んな感情がそのまま自分自身が提供者の立場になったときにクライアントが抱え得る感情になるはずです。

そこで、僕自身のクライアント経験を振り返り、いま自分自身が提供者として当時についてどのようなことを感じるのかを、記事にしていきたいと思います。

■有料コーチングを受けた経験


振り返ってみると、僕はこれまで以下8名のコーチに対して、有料で1対1のコーチングをお願いしてきていました。

◆長期契約

①mento経由で依頼したコーチ(長期契約2019年10月-12月/1時間1万2000円前後)
コーチングスクールのプロフェッショナルコーチ(長期契約2020年10月-2021年1月/6回18万円)
③コーチングスクールのプロフェッショナルコーチ(長期契約2021年2月-2021年3月 ※途中解約/3~4回で13万円)
④専業で6年食べてるコーチ(2022年11月/単発3時間10万円)&(長期契約2022年11月-2023年5月/60万円)

◆単発

①bosyu.meにて依頼した副業コーチ(2020年8月単発/1時間3000円)
②大学の友人でコーチングの個人事業をしながら大学院に通っていた友人コーチ(2020年9月単発/120分2万5000円)
③bosyu.meにて依頼した専業コーチ(2020年10月単発/1時間3000円)
④無料メルマガコミュニティを主催していたコーチ(2021年3月単発/1回5000円)
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■有料コーチング経験の振り返り②コーチングスクールのプロフェッショナルコーチ(長期契約2020年10月-2021年1月/6回18万円)

●当時の山田の状況

会社を2020年9月末で退職してコーチングの個人事業に取り組もうとしている状態でしたが、それまで「コーチング」というラベルではあまり知見が無かったため、業界知識を得るためにもまず安価・短期間で「認定コーチ」と名乗れるスクールで学習をしました。

入口でこのコーチが講師となる講座を受講して、悪くない相性だと思えたことが依頼のキッカケです。
現在依頼しているメンターコーチが当時YouTubeで発信していた「有料でコーチングを提供したいならば、クライアント心理の理解のために自分自身もお金を払ってコーチングを受けるべし」という論理へ納得していたことが大きかったように思います。

●期待


・僕がその後専業コーチとして生計を立てていく中でぶつかる壁を乗り越えるヒントとして、その方がコーチとして歩まれた道のりを、今後コーチングを受けさせていただく中で随時参考情報として伺わせていただくため
(同じような状況に陥ったとき、その方はどのようにされたのか、その方自身は当初いつ頃から・どのように・いくら程度売上が立ち始めたのか等、価格設定をするとき等どのように考えられたのか等)

当時のメモによると、上記が期待でした。
「コーチ」というより、僕がコーチングで生計を立てていくために「メンター」になってほしいという期待でした。
もちろん僕から予めその気持ちをお伝えするようにしています。

●依頼の決め手は何だったか?

その方が、そのコーチングスクールが法人向けに提供しているコーチングサービスチームのリーダーだったため。
コーチング専業で生計を立てようと思うと、法人と取引することが定石だという認識が当時あり、その方をメンターとするメリットが大きいと判断したため。


●好きだった点

・僕からのメッセージへの熱意ある応答

セッション外でも、頻繁に僕から送るメッセージに対してしっかり応答してくださっていたなと思う。また、僕が集客のために作成したアンケートについて文言の添削をしてくださったことも印象的です。

・華やかさ

綺麗な方でした。

・Facebook投稿や僕の記事をご覧いただき、たまにコメントくれていたこと

「気に掛けてもらえている感」は、クライアントとして嬉しさがありました。

●物足りなかった点


・その方自身が見えなかった

「コーチ」として僕に接触してくれていた印象が強く、その人がどんな人生を歩み・どんな悩みを抱え・今何を目指していてという「その方自身」が、今振り返っても驚くほどわかりません。。

律儀に「コーチ」としてふるまっていただいた印象で、「僕が期日までに目標を達成できたらお祝いで飲みに行きましょう!」というリクエストを出したこともあったのですが、「それは禁止されている(?)」とのことだったので、その点は寂しさを感じたことも覚えています。。
そのコーチングスクールのコミュニティルールみたいなものに縛られている感覚もあり、「個」として関わってもらえている感覚はあまり持つことができなかったところは、僕としては残念でした。

・セッション前後の対応

これは僕自身の事前にしっかり準備をしたがる性格、対話ビジネスの特徴踏まえ対話内容を記録して数年後にも振り返ることができる形を好むからこそです。

事前に対話のテーマにしたいことなど僕に対してのアンケート等が無かったことや、対話後の文字フィードバックや録画映像をいただけなかったこと、セッション後アンケートなどなく日々改善改良の姿勢を感じられなかったことは、物足りなさがありました。
「対話しっぱなし」という印象だったのかもしれません。

●2023年4月現在からみた振り返り

僕が人生で初めてまとまった金額で個人に対してコーチングを依頼した経験でした。
当時は「なんだかな~」と思って結局契約の更新もしませんでしたが、セッション外でのメッセージのやり取りなど、いま考えてみるとすごく真摯に対応してくださった感覚もあります。

今後提供者として僕自身が活かしたい当時の学びとしては、クライアントが抱えている自分自身に対する不満など引き出し、そこについてしっかり対話をすることの重要性です。
当時、僕からそのコーチの方へ物足りない旨などを一度メッセージしたことがありましたが、メッセージ上でも対話でも、それを題材にして対話できることはありませんでした。

顧客からもらうクレームは、逆にチャンスでもあるという認識なので、もし僕も顧客からいただいた場合は、それを題材に即急に対話の機会を創りたいと思います。

■まとめ


コーチングだとかダイアローグだとか自分自身の深い部分を扱う対話ビジネスに取り組む人にも、きっと様々なスタンスがありますよね。
僕の場合は「人と心で繋がりたい」という欲求が強いので、契約終了後も友人として元クライアントさんと関わりたい気持ちがあります。
5年後10年後に当時のことを元クライアントさんと話して感慨深い気持ちになることも、対話ビジネスに取り組む一つの魅力なように思います。

色んな考え方、価値観があるのだと思いますが、僕の場合はクライアントさんとそのような関係を築きたいので、僕のサービスを受けた元クライアントさんを集めた「卒業生コミュニティ」みたいなのを創り、定期的に交流するようなことをしていきたいなと、今回改めて思うことができました。

自分のクライアント経験を振り返るって、やはり提供者としての自分にとってたくさんの学びがあることだなと思います。
過去、自分のコーチをしていただけた方へ感謝。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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