【検証】キンモクセイのつぼみには苞がある?
キンモクセイが咲き始めました。昨年は同じ木で9月下旬から咲いていたので、今年はかなり遅めですね。
良い香りを楽しみながら、写真を撮影していて、ふと気になったことがあったので、記事にしてみました。
キンモクセイのつぼみが変?
下の写真は、少し前のつぼみの写真なのですが、撮った写真を何気なく見ていて、違和感を覚えました。
つぼみの頭のところに、帽子のような、茶色い皮のようなものがくっついています。
この皮は何だろう?
検索したり、図鑑(こちらとこちら)で調べたりしてみましたが、よくわかりませんでした。
もう少し、若いつぼみを探してみることにしました。
右側に茶色の皮、写真中央付近には、白っぽい皮で包まれたつぼみが見えます。
白い皮は、つぼみ一つ一つを包んでいるのではなく、いくつかをまとめて包んでいるように見えます。
もう少し、わかりやすいものはないかな…?
こちらは完全に包まれていますね。シュウマイや小籠包みたいに(?)、花序全体をきっちりとくるんでいるように見えます。
苞なのかな
少し開いているものもありました(写真が不鮮明ですが…)。
おそらく花序が苞に包まれていて、花序が成長すると、茶色くなって脱落してしまうのではないか…と思いました。
肉眼では本当に小さくて、しかも風があると、なかなか写真も鮮明に撮れず、ルーペでも限界があり、これ以上の観察はできませんでした。
花序ごと採取して観察しようとしたら、ぽろぽろ皮が落ちてしまうので、これもうまく行かず…。
どなたか詳しく知っている方がいらっしゃれば、ぜひ教えて頂きたいです。
(※追記:くろみ庵さんから、「苞ではないか」と教えて頂きました。やはり苞のようですね)