【らんまん】寿恵子に異変が…【第26週(最終週)・スエコザサ】
「らんまん」第127話感想です。
いよいよ最終週に突入してしまった「らんまん」。うわ~ん寂しい…。
しかし前週とはガラッと雰囲気が変わり、まだまだ予想がつかない展開で楽しませてくれそうです。
昨日の放送は、昭和33年のシーンから始まりました。主人公万太郎亡き後の世界。娘の千鶴役はなんと、祖母のタキを演じた松坂慶子さんでした。
そこに、ナレーションの宮﨑あおいさんが、藤平紀子役で登場。万太郎の遺品整理の募集を見て、槙野邸にやってきたのでした。
予想以上に膨大な標本の量、しかも学術的に貴重なものでありながら、採集地や採集者がはっきりしないものもあり、困難な作業…。
紀子は一旦は辞退しようとしたものの、この標本を後世に残したいという思いを感じて、取り組むことを決めます。
千鶴のモデルは、牧野博士の次女の鶴代さんのようですね。
牧野博士の残した標本約40万点は、没後東京都に寄贈されたとのことで、現在は東京都立大学の施設である、牧野標本館に所蔵されています。この前段階の様子が描写されているのかもしれません。
ドラマの話に戻ります。今日の放送では、紀子が万太郎について「偉大な人だったんでしょうね」と言うと、娘の千鶴は笑い、
と話していました。
完成した図鑑を、2人で見る場面もありました。長年取り組み続けた図鑑…完成していたのですね!
現在でも、この図鑑は親しまれていますよね。
復刻版も、今年4月に発売されたようです。
そして場面は万太郎の生前に戻り…。新しい大泉の家で、すっかり髪の毛が白くなった万太郎が、近所の子どもたちに植物のことを教える、のどかなシーン。
子どもたちは、「本当にあの槙野先生?」と疑っている様子。万太郎はラジオに出演するなど、有名人になっているようです。
しかし、寿恵子に異変が…。突然急須を落としてしまい、何だか体調がすぐれないようです。
万太郎は心配し、寿恵子を医者に連れていこうと考えていました。
そんな中、波多野と藤丸が訪ねてきます(波多野の白髪姿、一番リアリティがある気がしました…)。
藤丸は、干物や黒はんぺんといった、沼津の名物を山ほどお土産に持ってきました。
そして、「帝国学士院会員」に選ばれたという波多野は、万太郎に「理学博士にならない?」と誘います。
これから3日間で、らんまんはどのようなフィナーレを迎えるのか…
まだまだ、ドキドキは続きます…。