【会える喜び】ヒメリュウキンカ
ほぼ毎日通る、近所の空き地の脇の道。
自転車だったので、いつものように花を探してキョロキョロすることもなく、すーっと通りすぎそうになったのですが、
ふと何だか違和感を感じ、回れ右して、空き地に戻りました。
大きめの黄色い花。遠目には、タンポポかなぁと思ったのですが、近づいて見ると、全然違いました。
ちょっと花びらの状態が良くないですが、図鑑で調べてみると、ヒメリュウキンカというお花のようでした(違ったらご指摘下さい💦)。
私はお恥ずかしながら、初めて見たのですが、園芸植物としては、普通に栽培されているようです。
手元の野草の図鑑には掲載がなく、帰化植物の図鑑で見つけました。
ふるさとはヨーロッパ。最近は広範囲で野生化しているとのことです。
いつもの道、いつもの毎日。その中に、こんな思いがけない出会いがあるなんて、不思議だな、楽しいな……✨
と思いつつ、ヒメリュウキンカの花言葉を調べると、偶然にも「会える喜び」でした。
ヒメリュウキンカは多年草です。夏の間は休眠し、秋~早春にかけて、少しずつ成長しながら、花咲く春を待っている姿が、この花言葉の由来となっているようです。
今年の春は、緊急事態宣言が延長され、お花見が自粛されたり、卒業式が縮小されたりと、まだまだ「会える喜び」が十分味わえない状況の方が多いのかな……と思います。
私も、久しぶりにお手伝いをする予定だった自然体験イベントが中止になり、ちょっと寂しい気持ちでいました。
が、少しずつ、状況はいい方向に進んでいると思いたいし、
もう、待つ生活にもだいぶ慣れてきたし😅、
ニューノーマルを取り入れつつ、花咲く季節をのんびり待ってみるのもいいかなと思います。
待つ生活があったからこそ、たくさんのnoterさんとの出会いがあったし、
小さな花たちに目を向ける時間ができました。
ひとつひとつの出会いをかみしめながら、過ごしていきたいな…… と、あらためて感じた朝でした。