美容室経営課題シリーズ 自走する組織がやってる『ティーチングとコーチング』の組み合わせって?
美容室経営でのティーチングとコーチングの違い
ティーチングとコーチングは、美容師育成に用いられる手法ですが、
そのアプローチや目的が違うのに混在している今の美容室の教育
ティーチング(教え込む)
特徴:
先輩や講師が一方的に知識やスキルを伝え、受講者はそれを教えてもらう
正しい答えや技法を展示し、それを、ものまね
短期的な目標達成に向いている
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目的:
特定の知識や技術を習得
標準的なテクニックを身につける。
効率的な技術の習得
場面:
新入社員研修
ベーシック技能伝承
マニュアルによる平均点アップ
メリット:
短期間で効率的に知識やスキルを習得
標準化された技術が可能
予習復習することにより理解力が増す
デメリット:
受動的・消極的 やらなくちゃ・・・
自発的な思考や行動が育ちにくい。
変化に対応しにくい。
コーチング(引き出す)
特徴:
コーチが質問をして自ら答え(テーマ)を見つけ出す。
目標設定をサポートし、自己成長を促す。
長期的な視点の育成
目的:
スタッフの潜在能力を引き出す。
問題解決能力や自己成長を促す。
自発的な行動・積極性
場面:
キャリア開発
技術開発
リーダーシップ育成
問題・課題解決
メリット:
主体的なトレーニングが可能になる。
〜やりたい、〜やってみたい積極性が増す
問題解決能力や創造性が向上する。
長期的な成長につながる。
伝承につながる
コミニケーションが深まる
デメリット:
即効性
コーチのスキルが重要。
まとめ
どちらが優れているかではなく、状況に応じての使い分けが必要
特に美容室経営の技術・接客に関しては
一年目は ティーチング4 コーチング6
デビュー後は、ティーチング2 コーチング8
のバランスがいいと思います
ティーチングが有効なケース
新しい知識やスキルを短期間で習得させ、チームの技術の底上げ
サービスの標準レベルをアップデートする場合
コーチングが有効なケース
問題解決能力や創造性を高めたい場合
自発的な行動・トレーニングを促したい場合
長期的な視点で人材育成を行いたい場合
また教える側の講師に、コーチに向かないタイプの
人材もいるので気を付けよう
*受講者の強みより、弱みに目を向けがちな方
*何が正しいかより誰が言っているかに、関心がある方
*部下、受講者に指摘されると素直に受け入れれない方
*自分自身の行動が伴わない方
*笑顔が少ない方
*機嫌のスキルが低い方・言葉の汚い方
上記は、成長の妨げになるので、ポジション替えが有効です
特に技術はできるのにね〜〜〜
技術はイマイチなのに人望があるよね!って先輩いますよね😀
誰しも完璧な方は、いないし、組織も未熟!
それで当たり前😀
しかし教育面でのティーチングとコーチングのバランスを
外部、内部講師、に限らず任せっきりにすると
危険だ
放任と、自由な教育環境は違う
わがままと、主体性も違う
客観的にみながらティーチングとコーチングのバランスを
とっていきたいですね。」
このリエゾン的なコーチがいると
掛け合わせが可能になり発展性がある
自分の技術や体験談だけ教えるのではなく、
そのメンバー自体を活かしていく『コーチング』に
目を向けていくうちに、なぜか勝手に積極的になっていく
不思議だ😀
すぐ、
『この通りにやろ〜〜!』『マニュアル作ろー』
ファーストステップの場合までは、いいが、
そのあとは、自走のチームにして、コーチ主体でいくのが、
いいと思います
型にハメすぎて
『〇〇しなくちゃ・・・・・』
『〇〇言うの忘れてしまった・・・』
そのスタッフらしく(店舗らしく)育成できない・・・・・
経験を、ティーチングで押し付けていませんか?😀
最後までありがとうございました
funcrew様のセミナーをさせていただきます
よければ無料ですので😀