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難病患者の高校の決め方とは?

吉野についての記事はこちらから。


「行きたかった高校に行けなくなったんですけど。」


中学3年生の時、難病であるクローン病になりました。


病気がわかるなりとんでもない速さで入院が決まり治療が始まったので正直受験どころではない状況に。

なのでなんとなくここかな〜と思っていた高校には行かないという選択肢を取ることになりました。


「高校どうしよう…まあなんとかなるでしょ!」

とここでもお得意のハッピーな考え方で、とりあえず治療にとりあえず症状が落ち着くまで待ちました。


ちなみに吉野の場合、病気になる前はお金などの観点から公立の高校に行くという選択肢のみでしたが、病気になってからは私立の高校に行くという選択肢が増えました。


それは無事高校に入学できても、
公立の高校だと体調が悪化したり通院による早退などがあった時に現実的に考えて新級が難しかったからです。


「私立の高校の方が多少のゆとりがあるから、病気が理由で欠席したときに融通が効くよ。」

そう当時の担任の先生から教えてもらい、色々なことを考えたのちに私立の高校に入学することを決めました。 


そうと決まれば早速学校探し。
私立の高校のパンフレットをたくさん取り寄せて、どの高校がいいか両親と病室で話し合い。

そして何校か学校見学に行き、どの高校がいいか本格的に決めることに。


その際にどの高校でも病気に関する質問をさせていただきました。

「なにかご質問があるとのことですか、どうされましたか?」


個別で先生方と話し合いをすることができ、その言葉が来た瞬間に難病であることや定期的に通院が必要なこと記者のごとく父とともに説明。


あの時の私たちは余裕がなかっためおぞましい顔をしていたことでしょう。こちらも必死です。

まあ結局何を聞きたかったのかというと「難難病があるんですが大丈夫ですか?」ということ。


それを色んな角度から聞いてみました。確認大事。こちらも必死なのです。


その結果、「現在も病気を患っている生徒がいてこんなふうに対応している」と説明してくれた高校に決めました。

結果は病気に対してとても理解があり、病気に関して様々点から配慮していただきました…!本当に感謝でございます。おかげで無事高校を卒業することができました。


また吉野は高校では病気のことを知っておいてもらったほうがスムーズかな、的な考えで先生や生徒を含むをほぼ全ての人に話していました。


その結果どんなメリット、デメリットがあったのか。またどうやって話したのかについては次回の記事でお話ししたいと思います。次回もよければご覧ください!


ここまでお読みいただきありがとうございました🌱


『学校嫌い、勉強嫌い、子ども嫌いだった難病患者の私が学習塾の先生になった』#12


今までの話をマガジンで無料でまとめて見ることができます。よければぜひご覧ください☺︎


特進アカデミー(講師として勤務している塾)



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