整体院が貢献できること

私が考えている整体院の役割とは、ずばり『病気ではないけど健康でもない状態を良くする』ことです。

このことを説明する前に、わかりやすく身体の状態を４つのパターンから見ていきます。

パターン①
不調の自覚がなく、検査でも異常がない
これは、いわゆる健康な状態といえます。

パターン②
不調の自覚があり、検査も異常
これは病気やケガがある状態であり、すぐに治療が必要だといえます。

パターン③
不調の自覚はないが検査では異常
これは、高血圧や高脂血症といった症状でみられます。
この場合、薬での治療や生活習慣の見直しをしないと、重大な病気に進行する恐れがあります。

パターン④
不調の自覚はあるが検査では異常なし
整体院が対応するのが、このパターンでの状態となります。
つまり、レントゲンやMRI、血液検査では何も悪いところはないにもかかわらず、肩や腰に痛みが生じていたり、疲労感がとれなかったりしている、といえばわかりやすのではないでしょうか。

パターン④の場合、保険では対応できないことが多いです。
対応してくれたとしても、痛み止めの薬や湿布を処方されるだけとなります。
これは病院が対応してくれないのではなく、保険のしくみ上対応できない、といった方が正しいでしょう。

そんな、病院では対応できない痛みや不快感でつらい状態を解消させるのが、整体院の役割です。
肩こりや首こり、慢性的な腰痛、寝てもとれない疲労感や筋肉の張り、といった検査ではわからない不調でお困りのときは、整体院に通うことをおすすめします。

ちなみに、整骨院での保険診療で、肩こりや慢性腰痛といった症状は保険適応外となりますのでご注意ください。

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