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とてつもない恐怖を感じたい。

苫米地英人氏の著書に、ある感情を感じるために映画を観るのは正しいと書いてあった。さあ怖がろう!と映画館に行くのは正しい感情のコントロール方法だと。

もともとアクション映画やホラー映画などザ・非日常を体験することが大好きな私。普段感じられる喜怒哀楽をより強く、濃厚に追体験できるのが映画なのだと信じている。主人公の人生をたった数時間で1000円〜2000円程度で体験できるなんておトクすぎる。父とも映画は娯楽としてコスパが良いよねぇと話した。

今回観た映画はインサイド
出産間近の妊婦が見知らぬ女に襲われお腹の中の子供を誘拐されそうになる話。映画のあらすじを読んだだけでもゾクゾク。もうすぐ公開終了だからか、平日夜21時台の映画館には人がまばらだった。

この人のいない閑散とした映画館だからこそ、かなり前の席の人が食べるポップコーンの音がシャリシャリ聞こえるくらい、音に敏感になった90分だった。人がたくさんひしめく映画館の熱狂も、閑散とした映画館で味わう沈黙の深さもどちらも自分と向き合う最高の瞬間だ。

主人公が交通事故をきっかけに聴覚を失うため、補聴器の電池が切れたあとのシーンは無音で描かれている。セリフよりも演技や音楽で表現されており、かすかな手がかりを五感で味わう至福の瞬間だった。

そりぁもう予想通り怖くて心臓はバクバクした。トレーニングのときと同じくらいの心拍数だったかもしれない。だけど、恐怖を思いっきり体験する目的を達成したから、日常生活ではこれ以上の恐怖はないな!と映画鑑賞後ちょっとだけ強くなった自分がいた。

不安になったり、ストレスに弱い自分だからこそ、映画で極端すぎる感情を積極的に感じに行くことでメンタルを整えて行こうと思った。

映画を習慣に取り入れる効用を探るためにさっそく8月公開の映画前売券を3枚購入。スケジュールにも映画鑑賞日を入力した。何か始めようと思うなら予定を入れることから始める!これは、はあちゅう氏のnoteから得た習慣化の術。

昨日の自分を超えるために今日を全力で生きる。

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