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子どもにお手伝いをお願いしたら、お駄賃だけでなく消費税まで請求された

コロナ休校期間も明け、平日は急に忙しくなった我が家の小5息子。曜日によっては7時間目まであって、少し気の毒になる。
とはいえ、我が家には「お小遣い」という制度はない。欲しいものがあるならば、それ相応の(家庭内)労働をして手にしてほしい、という私の方針からである。(例外として、祖父母におねだりして買ってもらう…という裏技は年に数回使えることにはなっているw)

お手伝いをお願いするには価格交渉から

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我が家でお手伝いを子供にお願いするときは、価格交渉から始まる。価格は、だいたい次の3つの要素で決まる。

・緊急度/納期までの時間
・重要度/今、必要かどうか
・仕事量/お手伝いにかかる時間と作業量

これに、納品後のクオリティで多少上乗せされたり、逆に減額されたりするのだ。
そして、その価格で応じるかという決定権は子どもにある。その価格でやりたくないとゴネる時もあれば、お金は欲しいけど宿題が多くて今日は対応できない、疲れたから対応できない…などと断られる日もあるw

休校期間中は良かった

そういう意味だと、コロナでの長期休校期間中は良かった。子供も暇だし、課題さえ終わってしまえばやることが本格的にないので、こっちの言い値で積極的にお手伝いをしてくれたのである。
今は休校期間が明けて、子どもの学校生活は休校前より忙しくなった(時程が増えた以外にも、こまめに手を洗ったりアルコール消毒をしたり、気を使わなければならないので疲れるらしい)ので、お手伝いをしてくれる頻度が激減したのである。

私は私で、仕事は相変わらず暇なのだが(コロナ時はzoom講座の需要がそれなりにあったので、子供の面倒を見ていた分だけ普段より忙しかったくらい)夕方にちょっと予定が詰まっていたりすると、ちょっとした家事を誰かに頼みたくなってくるものである。

1円でも多くお駄賃が欲しい…苦肉の策の末に…

子どもとすれば、高学年になって授業が難しくなり、かつ、コロナ休校の余波で時程が増えて疲れているのだから、報酬は1円でも上乗せしたいところ。そこで価格交渉の際に「その値段でやるから、消費税もちょうだい」と言い出した!!爆

おいおいここは日本だぜw

その日のお駄賃は50円だったのだが、息子は

「50円に消費税10円で60円ね」

おい!!

ここは日本。消費税を10パーセントで計算しても税込みで55円じゃ!!!爆

消費税20パーセントって…どこの国ですかw嫌ですよそんなのw

アナタは個人事業主ですか

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「報酬に消費税を上乗せするなんて、まるで個人事業主じゃん」って大爆笑だよね。ついでだから請求書と領収書の書き方も教えようか?って言っちゃいましたよw
そういえば、かつて、習い事送迎中の車の中で突然「税金はどういう種類があってどのように使われているの?」って息子に質問されたことがあったっけ。いくら私が経営学部卒でも、運転しながらその質問にすべて即答することは不可能だったので、知っている範囲しか答えられなかったよw

お金の流れを知ることは大切なこと

サラリーマンをしていると、経費とか税金とかあまり気にしないので、お金の流れを意識しなくても生活できるんですよね。それはそれで、「毎月一定のお金が入ってくる」というシステムは素晴らしいので否定する気はないのだけど、やっぱり、お金の流れは知っておいた方がいいと思う。
これからの時代、給料は上がらないけど社会保険料がじわじわ増えていく、真綿で首を絞められていくような時代はしばらく続くと思う。

その中で、お金はどうやって得るのか、そして、自分が購買をするときは子どもでも税金を払っていること(消費税でね)、そして、それがどのように使われていくのか…っていうのは知っておいていい知識だと思う。
(すべては知りえないとしても、学校は税金で賄われている、とか、道路は税金で整備されているって知ることも大切かな、と)
そういう観点からすると、子どもが報酬に消費税を上乗せするのは悪いことではないのかもしれない(年商1000万超えたら、消費税納税しろ!笑)


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