見出し画像

大学のソウルフード!㊴北九州市編

こんにちは。
大学のソウルフード、39回目にして、ついに主要四島ラスト、九州に上陸です!!(パチパチー!!)
思いの他、四国4県を書くのに時間がかかってしまっていました。

さて、まずは玄関口福岡県ですが、ここを一気に攻略してしまうのは他県との人口バランス的にも少しもったいない気がするので、何度かに分けてご紹介します。途中、他県も挟みながら進めていければと思います。

というわけで、まずは福岡県第二の都市、北九州市に参りましょう!!

北九州市は、1963年に小倉・八幡・戸畑・門司・若松の5市が合併して成立した市で、三大都市圏以外で最初の政令指定都市になりました。しばらくは九州最大の人口を誇る都市でしたが、福岡市に抜かれて以降、第二の都市となっています。一方で関門海峡の向かい側には山口県下関市もあり、経済圏としては市の規模以上に大きいと言えるのではないでしょうか。

小倉駅。モノレールが駅の中に吸い込まれていきます。

一般的には日清戦争の戦利金で八幡製鉄所ができてから発展したというイメージが強いのですが、中心地の小倉はもともと城下町。長い歴史を誇る町でもあります。

小倉城

大学の数や規模では九州大学のある福岡市に軍配が上がる印象ですが、北九州にも文系総合大学としての北九州市立大学、九州の東工大と言われる九州工業大学に加え、産業医科大学、九州歯科大学も立地しており、医歯学を学ぶことのできる大学が福岡市までいかなくても選べるということも強みの一つだと思います(もちろん、下関市付近の大学も通学圏内ですね)。


では、まずはこちらから!

北九州市立大学

北九州市立大学はもともと外国語学部にルーツのある大学です。
日経新聞の「私の履歴書」を読まれている方でしたら、2年前の矢野龍さんのことで覚えていらっしゃるかもしれません。

この大学で語学を学んだことで人生が拓けたということなのかもしれませんね。現在では様々な学部を有する大規模な大学になっています。文系のイメージが強い一方で、2001年には国際環境工学部が開設され(キャンパスは若松区の学術研究都市にあります)、さらに発展を続けています。

キャンパスには近未来感のある建物があります

小倉からモノレールに乗り、「競馬場前」で下車、競馬場の逆側に向かうとメインキャンパスがあります。
そんな北九州市立大学のソウルフードといえば…!

メグ

30年以上の歴史を持ち、学生さんの間で圧倒的に印象に残っている定食屋さんです!「100%名前が挙がる」、まさにソウルフード!
からあげ定食、是非食べたいですね!!

余談ですが、この記事が面白かったです。

まさに、これくらいのテンションで語られてこそ、ソウルフードだな、と思いました。

栄昇閣

続いては中華。これも学生街には欠かせないお店です。

そうです、中華はお昼だけでなく、夜の食事や宴会でも便利!
何となく居酒屋で飲み会をするよりコスパがいい印象があったり、食事が充実していたりする気がしませんか?
その分お酒の種類は少なめかもしれませんが、低学年はそもそも飲めませんし、ご飯ものがしっかりある方がサークル活動などでは助かったりするかもしれませんね。

続いて、少し歩いてモノレールの反対側、競馬場の北側を見てみましょう。

福岡県のソウルフードというとラーメンのイメージが強いですが、うどんも人気です!香川の讃岐うどんはコシの強さで有名ですが、福岡のうどんは柔らかく、ツルツルとした感じが特徴です(とはいえコシの強さが売りのお店もあるので、そこはお好みで)。

香川県のように、香川大学の全キャンパスのそばにうどん屋さんが立地しているほどの密度ではないかもしれませんが、福岡の大学キャンパスのそばにもうどん屋さんが多いのが特徴といえると思います。

今浪うどん

創業50年以上の歴史を誇る、北九州市内屈指の人気店です。
コシの強い麺と、牛スジ肉が入る肉うどん、肉肉うどん(お肉が2倍!)が美味しいと評判です。
閉店時間が15時と、ランチタイムをずらして入ることができるので、午後1の授業が休みの時にもいいかもしれませんね。

久野うどん

今浪うどんさんの近くにある、こちらも人気店。やはりお肉が人気ですが、こちらは柔らかめの麺なのと、朝早くから空いているため、朝ごはんを早めに食べたい人にもオススメです。

その外にも、カレー屋さんやエスニック系など、飲食店のバリエーションは豊富です。北九州市立大学に通ったら、是非全店制覇したいですね!

次の大学に参りましょう!!

九州工業大学(戸畑)

「九州の東工大」の異名を持つ九州工業大学のメインキャンパスは、戸畑区にあります。もともとは私立の明治専門学校として設立され、後に官立に移管された経緯もあり、学内には「明専寮」があり、同窓会も「明専会」というなど、「明専」というルーツを非常に重んじていることが伝わってきます。また、大学の南隣には明治専門学校附属小学校から発展した明治学園小学校・中学校・高等学校があります(さらに南には、明専を設立した安川家の邸宅跡もあります)。

クラシックな門に歴史を感じます(photo by pixta)

そんな九工大のソウルフードといえば?

資さんうどん 一枝店

北九州のうどんチェーンといえば「資さんうどん」が有名ですが、その一号店が九工大の裏、一枝にあります。うどん以外にも丼系のメニューも充実しており、学生には欠かせないまさにソウルフードと言えるでしょう!

錦うどん 本店

大学からは少し離れますが、九工大のというか、北九州市民のソウルフードとして知られる錦うどん。やわらかめの麺と、昆布の旨味が染みたお出汁がたまらないと評判です。特に、かやくうどん、ごぼう天うどん、肉うどんが人気とのことですが、要は何でも旨いということですね!
九工大を訪れたら、是非あわせて訪問したいところです!!

うどん家 米

こちらも大学からちょっと歩きますが、人気のお店です!名店更新うどんから独立したご主人が営んでいるお店ですが、とにかく量が多いことで有名。
少なめにしたい人は、初めからミニサイズを頼むのががいいかも?

というわけで、ガッツリが来たので、その流れでガッツリ大好きな学生が訪れるのがこちら!

ラーメンだるま戸畑本店

(↑下関から遠征されてきたのですね…)

九工大前駅の駅前(ややこしいw)にある、二郎インスパイアの本店です。やはり二郎系はそのインパクトからソウルフードになりやすいのかもしれませんが、競争も熾烈なのかもしれません。その中で長きにわたって盤石の地位を築くのは、ファンを獲得してきた証拠と言えるのではないでしょうか。

戸畑チャンポン福龍

戸畑のご当地グルメ、戸畑チャンポンを食べることができるお店です。長崎のイメージが強いですが、戸畑にもあるということを知らない方も多いはず。

おおむら亭 境川店

ちゃんぽんでもう一店。大学の東側にあるのがこちら、「おおむら亭」。
とり唐を乗せるのがポイントのようです。超人気店で、行列必至とのことですので、早めに並んだ方がいいかも?

キッチン叶

九工大のラストはキッチン叶。
学生街で見つけると嬉しくなる、これまたレトロな洋食屋さんですが、ガッツリで安い、まさに学生さんのためのお店!元小倉日活ホテルのシェフが店主をされているということで、味も美味しいと評判です。

いやー、九工大の食事情、恵まれてますね!大学の中にもおしゃれなレストランもあり、誰でも入れるようです。しかし、ソウルフードを食べたいような気もしてしますが、はてさてどうしよう?美味しいお悩みです!

九州国際大学

最後は、八幡東区の九州国際大学です。
こちらは八幡駅からすぐのところにありますが、実は八幡にも戸畑とは別のちゃんぽんがあるのです!!

八幡のチャンポン

駅前と、大学の裏にある「八幡のチャンポン」。
こちらはチャンポンの上にチキンカツが乗っているスタイルで、とり唐を乗せるのとは似ているようでちょっと違う。どっちが先なのか、今回はまだ調べ切れていませんが、ご当地に詳しい方、ぜひ情報をお待ちしています!!

いかがでしたか?
本当は筑豊のソウルフードまで行きたかったのですが、九州工業大学のまわりが充実しすぎていて、力尽きてしまいました(笑)。
こんな感じで九州の大学ソウルフードも楽しくご紹介できればと思いますので、引き続きお楽しみください!!
次はこちらです!


いいなと思ったら応援しよう!