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日本人の宇宙食「味噌󠄀」10kg仕込む

先週は父の一周忌、確定申告、味噌󠄀仕込みと慌ただしかった。文章が書く時間が嬉しい。

さて、
「日本人は米・梅干し・味噌󠄀だけで生きていける」というのが私の持論。

草しか食べない馬が筋肉モリモリなのは原子転換(元素転換)によるもので、日本人が本来の機能を取り戻すには、宇宙食である梅干しと味噌󠄀がなくてはならない。

ところが本物を買うとなると高価。そろそろ自分で作ろうよ。一度作ってしまえば拍子抜けするほど簡単だから。

そうして2022年に初めて味噌󠄀を仕込んだわけだが、いきなり20kgに挑んだので死にそうになった。一晩水に漬けたら3倍になるって早く教えてよ(笑)

かき混ぜる時も大騒ぎで、一人「トマト祭り」状態。くれぐれも無理しないように。

あれから健やかに3年熟成を迎えた先輩味噌󠄀。残りあと4リットル(笑)

さて前回の教訓を踏まえ、今回は10kgだけ仕込んだ。下記の材料を参考に。

【味噌󠄀20kgの場合の材料】
大豆5㎏
乾燥米麹5㎏
天然塩2.5㎏
※(大豆+麹)✕2=出来上がり
※出来上がり✕12%=塩
※乾燥麹1=生麹1.5

工程:煮る→潰す→混ぜる→詰める
味噌󠄀10kgの所要時間は5時間

前回は一般的な米麹だったが、今回は麦生麹2:玄米麹1でやってみた。大豆は一昨年の古いものを使ったが5年ぐらい全然いけるらしい。

あらかじめ麹をほぐして、塩とよく混ぜておく。容器がなければ段ボール箱などを利用。

①浸水
大豆の3倍の水に一晩浸けておく(冬場14時間)。大豆は2倍ぐらいに膨らむので大きめの容器で漬ける。

②アクを取りながら4時間煮る。親指と小指で潰せる柔らかさになるまで。煮汁は味噌󠄀に混ぜるので捨てずにとっておく。煮汁で硬さ調整する。
③フードプロセッサーで潰す。なければジップロック等に入れて、掌や足で踏み潰す。

③前回はもみくちゃのトマト祭りだったので、今回は憧れの団子投げつけ作業を堪能。巨大な容器が一つしかないので、ここで一旦混ぜ合わせてから、丸めてボールに取り出し、再び容器に投げつけていった。そして掌で上から押さえつけて空気を抜けば完成。カビないように表面に塩をまぶしておく。

ところどころ茶色なのは、先輩味噌󠄀をなすりつけておいたから。
「先輩、後輩の指導を宜しく頼みます。」
「おう、まかしとけ!」

食は手間をかけず、時間が作る美味しさを見直そう。











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