ライター仕事の最強の助っ人を発見したかもしれない、その名もCLOVA Note
農閑期はライター仕事。今年に関して言えば、もしかしたらこっちの方が稼ぎどころかもしれない。
ライター仕事としてやっているものは、海外の科学や政策に関するプレスリリースの日本語概要作成や、新聞のコラム、ブログコンテンツ作り、インタビュー記事の作成などだ。
この中だと一番時間がかかるのがインタビュー記事作成だ。なぜならそこにはあれがつきものだからだ。
そう、「文字起こし」!
録音を聞いては、カタカタとタイプしていく。単純作業なのに、めっちゃ集中力がいる。集中力がいるのに、取材時間の3倍くらい時間がかかる。あぁ、地味に大変。
毎回、この文字起こしが気が重い。やるたびに、今回はあのアプリを使ってみよう、いやあの再生ソフトが良さそう、ドキュメントに文字起こし機能がついたらしいよ、0.5倍速だとちょっと遅すぎて逆にメモしづらいな・・・。
苦心を重ねている。
しかし、この度、最強の助っ人を発見したかもしれない。
それが「CLOVA Note」だ。
CLOVA Noteは、LINEグループのLINE CLOVAの「音声認識AI」によって、録音した声をテキストに変換してくれるアプリだ。
いまのところ、これがすごく使い勝手がいい。
アプリはウェブ上でもスマホ上でも使用可能。音声ファイルをアップしてしばらく待つと、ズダダダっとテキストにして返してくれる。
しかも、テキストが羅列するだけでない嬉しい機能が3つある。
1つ目は、おそらく声質によって、話者を分けてまとめてくれる機能だ。これのおかげで後で見直すときにもわかりやすい。
2つ目は、1人の一連の話ごとに、音声ファイルを分割して再生できる機能だ。もちろんテキストを自分で修正できるのだが、その際に該当部分だけを簡単に再生することができる。
そして3つ目は関係なさそうな部分を自動で省いてくれる点だ。会話の合間のザワザワとした部分については、あえて文字起こししないようになっているっぽい。
文字起こしの精度はバッチリではない、多分これについては話者の滑舌やイントネーションの問題があるからなかなか難しいのだろう。それでも、これくらい出来ていればとても助かる、というレベルには達している。ゼロから文字起こしするより、これを使って荒くテキスト化されたものを修正するほうが断然早い。
こんなに素敵なCLOVA Noteが現在のところ無料で十分に使える。無料だと1月で600分の音声ファイルまでという縛りがあるものの、現在のぼくには問題ない。
ということで、CLOVA Noteがとても使える気がしている。LINEグループすごいなぁ。
さぁ、文字起こしからの原稿作成頑張ろう!