やっぱり農業の1+1は3以上ある件
昨年、環境大善の加藤さんが忙しい時期に社会人インターンとして手伝いに来てくれた。
加藤さんは、ブロードキャスター、フォークリフト、軽トラ、とうもろこしの定植と獅子奮迅の働きをしてくれて。
その裏であれこれと動けたぼくは「農業では1+1は2どころではないな」と確信したのだった。
そして、約1年の月日が経ち。
さいこうファームではまた変化のときが訪れた。
櫂をこども園に預けられるようになったのだ。
それに伴い、農業での幸枝さんのフルパワー開放が始まった。
かねてより、「力が弱い女性がメインでトラクターを使ったほうがいいのでは?」とぼくらは話していた。
なので、今年は幸枝さんトラクター乗りまくり、ぼくはその裏で駆けずり回りまくりだ。
すでに幸枝さんは、ブロードキャスター、サブソイラー、ロータリーなどの基本的なトラクター作業をやれるようになっている。
いままでは、あれこれ効率の良い流れを考えてみたところで、結局はトラクター作業が律速となって、さほど効率は上がってこなかった。
トラクターを使える人がぼくだけではなくなったため、1日の使い方に工夫の余地がかなり大きくなった。
「あそこの区画で幸枝さんにブロードキャスターを使ってもらっているうちに、僕はあっちの畑でカルチをかけておくか」
「ブロードキャスターが終わったら、トラクターを引き取ってぼくが洗浄・片付けをしている間に、幸枝さんにはもう1つのトラクターでロータリーをかけてもらうか」
「幸枝さんにサブソイラーをかけてもらっている後から、ぼくがロータリーで追いかければ畑の準備が一気に進むな」
効率の上げがいがめちゃくちゃある。
今日も幸枝さんのトラクター仕事を中心に作業を進め、ひとりでやっていたときは3日近くかかっていた作業を1日で終えることができたのだった。
「うん、やっぱり、農業の1+1は3以上の価値があるな」
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