時空を超えた引きこもり
仕事が休みなんで、朝から6キロ走ってきたよ。近所なんだけど。
最近、夜ジョギングする習慣をつけたんだけど、晴れた休みの朝は素晴らしい。
俺は今日、いつも走っている土手ではなく、川の反対側に行ってきた。太陽の光が街に当たる角度が違っていて、いつもの風景が別世界になっていたよ。自分のいる位置だけでなく、朝っていう、時間の違いもあるし。
引きこもっている人とか、うつ病、俺のような元パニック発作持ちは、同じ空間に留まりがちだ。そして病み、泣き、キレ、ふさぐ。
簡単に時空は超えられる。
ジョギングじゃなくていいから30分、外に出て、近所の、「まだお前の知らない場所」に行け。
あるんだよ、絶対、川の反対側とか、いつも使っている駅の反対口のエリアとか、10年以上近づいていないおまえの行っていた小学校の方面とか、コンクリート工場の鉄柵の向こうとか。
そして、時間を変えて行ってみろ。早朝の海、昼間の飲み屋街、夕方の森、夜の歩道橋・・・
そして眺めてみろ、
お前はいつもの場所と時を超えていることに気がつくだろう。
そしてお前の心の変化を聴け。