コロナ禍における健康法アンケートと行動経済②
コロナ禍の健康法に関するアンケート
吉田行動経済研究所調べ
(2021年1月資料-アンケート終了)
「コロナ禍の健康法に関するアンケート」
アンケート実績
2021年1月14日(木)~2021年1月27日(水)までの
2週間を終えてアンケート人数は、
890名となっています。
設問②:コロナ禍において、ストレスや精神的な不安を感じていますか?
「健康」の定義でも書かれている、
精神的な健康の状態について、
不安があるかどうか?
はい=700名(79%)
いいえ=190名(21%)
コロナ禍においての運動不足では、
運動不足を感じている方が約70%でしたが、
それ以上に精神的不安を感じている方が多い状態です。
肉体的な健康よりも、
精神的な健康に不安を感じているのです。
設問③:ご自身の家族や知り合いの方で、運動不足やストレスといった症状が見受けられる方はいらっしゃいますか?
三つ目の設問は、
ご自身ではなく周りの方の事です。
はい=548名(62%)
いいえ=342名(38%)
周りの事は、
ご自身より少し低いと言うイメージなのです。
これって結構重要なポイントです。
どうでしょうか?
少し比べてみましょう。
設問①では「コロナ禍においての運動不足」について
こちらはご自身の意見です。
はい=624名(70%)
いいえ=266名(30%)
設問②では「精神的な健康の状態」について
こちらもご自身の意見です。
はい=700名(79%)
いいえ=190名(21%)
設問③では、ご自身の家族や知り合いの意見で、
「運動不足やストレスといった症状」があるか?です。
はい=548名(62%)
いいえ=342名(38%)
ここでお伝えしたいのが、
隣の芝生は青く見えると言う事です。
自分自身は不安が募っているのに、
他人はそこまで見えない。
これはSNSで分かりますね。
みんな頑張って良いことを発信して、
「いいね!」が欲しいのです。
設問④:コロナ禍が始まった事で、運動不足解消法やストレス解消法を新しく始められましたか?
設問内容を変えて、
運動不足やストレス解消法を始めたかどうか?
特に始めていない=663名(74%)
コロナ禍になる前から解消法は行っている=139名(16%)
新しく始めた=88名(10%)
運動不足やストレスに不安を感じているが、
特には始めていないと言う方が殆んどです。
これが現状です。
設問⑤:運動不足やストレスといった身体的・精神的な健康被害を解消する為に取り組んでいる健康法を教えてください。
少し具体的な健康法をお聞きしています。
選択肢が幾つかありますのでご覧下さい。
手洗い・うがい等といった予防の徹底=540名
しっかりとした睡眠=428名
バランスの取れた食事を採る=361名
部屋の換気をおこなう=292名
正確な情報を入手する=255名
ウォーキング・ジョギング=222名
ヨガ・ストレッチ・軽い運動などをおこなう=184名
家事をしっかりとおこなう=146名
家族・友人等とのコミュニケーション=140名
特に何もしていない=135名
それ以外=19名
具体的健康手法を幾つか書かせて頂きました。
設問⑥:設問【5】で「その他」とお答えいただいた方にご質問です。どの様なことをされているか教えていただけますか?
上記の設問で「その他」とお答え頂いた方へのご質問でした。
どんな答えがあるでしょう?
「頑張ってるご褒美として、食べたい物を我慢しない。」
「お風呂場で大音量で音楽を聞いたり、1人カラオケ状態」
「趣味に没頭」
「自宅での適度な晩酌」
「筋トレやサイクリング」
「普段通り、いつも通りを心がける」
「料理や掃除の手を抜く」
「必要以上に人に関わらない」
「就活」
「友達とカラオケ」
「動画サイトで、アニメを観る」
「ソーシャルディスタンスを保てるトレッキング」
「ペットとの触れ合いが増えた」
「シュチュエーションを変える」
「ウクレレをYouTubeで見て練習」
その他、多数ございました。
コロナ禍における健康法アンケートと行動経済②まとめ
今回の記事ポイントは、
自身の運動不足や精神的不安を感じている数より、
ご自身の家族や知人の方が少ないと言うデータです。
更に関係がない方々は、
もっと少ないと感じていると思います。
これが不安と孤独感を更に増幅させます。
人間心理は表に出て来ません。
ニーズがあっても、
契約に繋がらないのは、
そう言う人間心理の裏側と言われる、
本音と建て前があるのです。
次回の記事では、
「コロナ禍において、
心身ともに健康に過ごすのに一番重要な事とは何か?」
で集まったアンケートを記載させて頂きます。