コントロールできることとできないことの境界を動かす =自律するチームのつくり方=
チームで何か大きなことを成し遂げようとしたとき、そこには大きな障壁が必ず立ちはだかります。そもそも、障壁のないことは大きなこととは思わないので。
そして、障壁の中には、
『自分達が頑張れば何とかできるかもしれないこと=コントロールできること』
と
『自分たちがどんなに頑張っても何ともならないこと=コントロールできないこと』
があります。
その境界を見極めて、自分達が頑張れば何とかできるかもしれないこと=コントロールできることをやり続けることが大事で、チームのみんなをそのように導くことがリーダーの大きな役割の1つです。
それはそれで間違いありませんし、チームが日頃力を入れて取り組むべきことは、コントロールできることをやり続けることです。
しかし、本当に強いチームは、活動の一部(あくまで一部)として、コントロールできることとできないことの境界を動かすチャレンジをしています。自分達の頑張りだけでは何ともならない、つまり、他の人や他の組織の人達に動いてもらわないと何ともならないことで、その相手にとって直接的なメリットはほぼないこと。それを動かすチャレンジです。
相手にメリットがないため、ふつうでは動きません。その人達の心を動かさない限り何も動きません。でも、だからこそ、それが少しでも動くと、チームの中からみなぎる力が湧き出してくるように思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?