2023年度・資格取得の振り返り 【メンタルヘルスマネジメント検定・HCD基礎検定】
2023 年に私が受験した資格の振り返りをします。
以前に書いていた合格体験記も合わせて、2023 年版の備忘録という形でログを残しておきます。
メンタスヘルス・マネジメント検定試験 Ⅲ 種(セルフケアコース)
組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進を目的とした試験です。
自らのストレスの状況・状態を把握することにより、不調に早期に気づき、自らケアを行い、必要であれば助けを求めることができることを到達目標としています。
試験は 4 択選択形式の問題 50 問を 2 時間で解くスタイルです。
100 点中 70 点以上、つまり 50 問中 35 問以上の正解で合格となります。
出題内容は、以下の通りです。
セルフケアコースのため、メンタルヘルス&ストレスに関する基礎知識や、自分自身をストレスから守るための内容について多く出題されます。
メンタルヘルスケアの意義
ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
セルフケアの重要性
ストレスへの気づき方
ストレスへの対処、軽減の方法
社内外資源の活用
勉強法は至って普通な感じで、公式テキストと過去問題集テキスト&アプリを使って勉強をしていました。
受験当日までに公式テキストと過去問を数周して、スキマ時間にアプリでも過去問を解いていれば、合格点はバッチリ狙える内容になっています。
「秒トレ」というアプリが使いやすいのでオススメです!
メンタスヘルス・マネジメント検定試験 Ⅱ 種(ラインケアコース)
先ほどの Ⅲ 種(セルフケアコース)とは異なり、こちらの Ⅱ 種(ラインケアコース)は、部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進を目的とした試験です。
部下が不調に陥らないよう普段から配慮するとともに、部下に不調が見受けられた場合には安全配慮義務に則った対応を行うことができることを到達目標としています。
こちらも Ⅲ 種同様、4 択選択形式の問題 50 問を 2 時間で解き、100 点中 70 点以上(50 問中 35 問以上)の正解で合格となります。
出題内容は、以下の通りです。
Ⅲ 種との大きな違いは、対象が自分自身ではなく、上司・企業という立場でのメンタルヘルス対策問題がメインになることです。
Ⅲ 種の基礎知識に加え、法律系の問題が多く出題されます。
メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
職場環境等の評価および改善の方法
個々の労働者への配慮
労働者からの相談への対応 (話の聴き方、情報提供および助言の方法等)
社内外資源との連携
心の健康問題をもつ復職者への支援の方法
勉強法は Ⅲ 種と大きく変わらず、公式テキストや過去問集&アプリを使いました。
Ⅲ 種の時より内容が難しくなっていますが、受験当日までに公式テキストと過去問を数周して、スキマ時間にアプリでも過去問を解いていれば、合格点は狙える内容になっています。
過去問を解く際は、「数字や主語の入れ替えがないか?」「選択肢の内容は努力義務なのか、それとも義務なのか?」ということに気をつけましょう!(試験当日も同様です)
HCD 基礎検定
「人間中心デザイン(HCD)基礎知識体系」をベースとした検定試験です。人間中心デザインの理念を理解し、HCD 専門家との共通言語・知識・マインドを持つことを目的としています。
PC からの一斉オンライン受験となっています。スマートフォンやタブレットでは受験ができないので、注意が必要です。
申し込みの前に、接続テスト&デモ試験から接続や試験のイメージが確認できます。
出題内容は、以下の 3 パターンがあります。
人間中心デザインの専門用語の意味を正しく説明できるかを問う問題
人間中心デザインに必要な活動等の留意点を正しく説明できるかを問う問題
人間中心デザインに関する代表的な手法等が生まれた背景や必要性を正しく説明できるかを問う問題
受験を申し込むと、オンライン教材が送られてきます。
基本的にはこのオンライン教材を何周かしていれば、合格は狙える内容になっています。
が、自分はこの教材だけで本当に合格できるのか?と不安になったので、こちらの本も合わせて読んでいました。