見出し画像

4泊5日 九州地方一周の旅

2023年、各航空会社が激安航空券を発売していたので、乗って旅に出ることにした。

秋田から九州は遠い(実は昔、福岡までの直行便が存在した)。
関東に住んでいるので今しかないと言い訳をした。

休みは5日。4泊5日でなんかしよう…気になるところがかなりあったので、
いっそ全県回ってみることにした。

旅のルートは綿密に作らない。
地図を見て、1日でこの間くらいは行けそうと見てから、
点(=宿)だけを事前に打ち、線(=ルート)を前日くらい
(酔っ払っていたら当日)に引く。

福岡空港→長崎→熊本→鹿児島→別府→福岡空港
期間内に1周できるがろ…
知識がなさすぎて都市部に泊まることにした。

日程の中後半はNEXCO西日本の「ぎゅぎゅっと九州まんきつドライブパス」を使った。


1日目︰福岡→佐賀→長崎

初電で空港に向かうというのに夜なべしてルートづくり。
旅初日の朝って不思議と起きれるものだ。

福岡県

太宰府天満宮へ。

変わった形のスタバ
瓢箪がたくさんあった

学問の神様に願掛け。
さすがは九州、韓国語話者の観光客が多かった。

佐賀県

呼子へ。

同僚からイカ美味いよと推されて行ってみることに。

動いていた。それなりの価格だったが食べる価値あった

浜野浦といろは島展望台へ。初訪問者には意外だが、九州には棚田・棚畑が多い。



伊万里焼の里へ。
リュック1個で身軽にきてしまったもので何も買わずに帰ったのは心苦しかった。

長崎県

佐世保バーガーを食べなくてはと思い訪問。

BigMan


佐世保といえばドック。
カメラの画角にはまらない。大きさに圧倒された。


島々を眺めながら、さっき買ったハンバーガーで遅めの昼食

お世話になっているNIKON Z6

千綿駅。海が近い駅として知られている。


長崎市内へ。ランタン祭りが行われていた。
小学校の課題で全国の祭りを調べた時、長崎くんちを絵に描いてまとめたことを思い出した。違えど近しいものを見れて満足だった。



いろいろ食べて回った


ホテル経由で長崎ロープウェイまでの無料バスを予約できることを知り、急遽とりかかる。長崎の夜景を見ることができた。

❤️見つけた?? 当たり前だが男1人には辛い

深夜、本場のちゃんぽん。福山雅治が通った店という。

豚骨の匂いがつんとする
盛岡じゃじゃ麺みたいに何度か食べればハマっていくのだろう
当時、できて半年も経っておらずまだ盛り上がっていた
1日目

2日目︰長崎→熊本

パン屋でパンをほうばりながら静かな商店街を歩く



脇浜温泉


南串山の棚畑。九州きて一番感動した瞬間だった。
ただただ一枚一枚の色が美しかった。
じゃがいもの生産が盛んだという。

色とりどりの畑と東シナ海

はじめて船に車を乗せて移動。口之津から鬼池へ、天草に向かう。


熊本県

﨑津教会。海と一緒に撮れるところを探しに一苦労。

昼メシ

熊本を横断し、阿蘇方面へ。

長部田海床路


スカイライン道中。ところどころ雪があった
阿蘇スカイラインの展望所から

黒川温泉。

竹のアートがきれいだった

熊本城近くのホテルをとり、近くの郷土料理を食す。熊本屋台村と酒ト肴もなかをハシゴ。

馬刺とからし蓮根と日本酒
2日目

3日目︰熊本→鹿児島

熊本城を歩く。

かっこいい佇まい


八角トンネル

この日から、前述した三日間の九州の高速道乗り放題を使い、鹿児島に向かう。

鹿児島県

秋田は約40度、ざっくり110×8で880キロを超える。
よくここまで来たなと感じる

気になっていた鶴丸温泉。

モール泉で建物も独特


湯守と地元の方がお話ししていた。興味本位で聞き耳立てるが…全く話が聞き取れない。


空港すぐ。鹿児島らしさを感じる
空港近くの風景、霧島茶
レトロな嘉例川駅

白くまを食べる。
停めやすい店舗を探して郊外にいったら、出来立て食べるなら中心部がいいと言われ、天文館へ。

指宿スカイラインを通って、桜島を横目に指宿温泉へ。
くるりの「鹿児島おはら節」を鬼リピする。間違いなく曲と景色が合う。


指宿で砂風呂体験。終始不思議な心地だった。

そら豆畑、そら豆の生産量は日本一


青春18きっぷのポスターになった地点へ。
開聞岳が美しい。


吾愛人で食べる。

鳥刺しとおでん


黒豚と焼酎
のり一で麺追加
ボンタンアメと天文館と路面電車
3日目

4日目:鹿児島→宮崎→大分

朝、山形屋の建築美に惚れる。

薩摩から大隈へ。
志布志。書くと長い!

志布志市志布志町志布志 志布志市役所本庁・志布志支所

宮崎県

青島へ。鬼の洗濯岩。

東北人がイメージする、宮崎らしい景色が続く。

いやらしいネオンサインがあるという宮崎空港。
ちょうどプロ野球のキャンプが始まろうという時期で、盛り上がっていた。

おぐらでチキン南蛮。チキン南蛮の概念が変わった。また行かないといけない。

絶対食べたほうがいい

高千穂峡

近くに天岩戸神社がある。石を積んで願いをかける


高千穂町の風景

延岡の喜楽湯へ。レトロな銭湯に惹かれて。

大分県

宿をとった別府に到着。
東洋軒でとり天を食べる。

竹瓦温泉。地元の人に入り方が違うと叱られる。


別府タワー
4日目

5日目:大分→福岡

最終日。
旅程をたてたら思ったより時間がないことに気づき、地獄湯巡りと湯布院は諦めた。

別府らしい景色を探す。

一度杵築へ。坂ある城下町を見たかった。

由布岳がきれいに見えたので撮る。
あとで撮影スポットとマップにあった。


ラムネ温泉へ。想像より地味だが炭酸が身体中にまとわりつく。そしてしゃっこい。。。

ラムネ温泉にいたねこ

道中ちょっとしたハプニングに合う。

中津の唐揚げを総本山もり山にとって持ち帰る。

福岡県

「公共事業とは?」見たことのある看板。

門司港へ。門司港駅。

下関が見える。本州はすぐそこだ。

ゼンリンミュージアムへ。
地図好きには念願の訪問。
TOTOミュージアムとかもいってみたかった。


北九州らしい

夕方だったので福岡の都市高速は大渋滞だった。返却と搭乗がギリギリだった。

22時、東京に戻る。
4泊5日のぎっしりつまった九州旅が終わった。

5日目

最後に

4泊5日、2000キロ超える運転の旅だった。

東北の人にとってみたら九州は憧れの土地だった。
黒川温泉、指宿温泉、阿蘇山、別府温泉、…それくらいしか知らなかったが、景色と文化を楽しみつつ、奥深い場所にも赴くことができたのは大きい収穫だった。

前述したが、地元秋田にも福岡直行便があった。
今はどうしても大都市でトランジットして向かわなければならない。
文明の利器により都市間距離は近く安くなっているが、近く安くなったばかりに遠く感じるところ、格差も生まれる。
たまたま仕事で東京にいたものだからできた。
そういう面で見ると、やっぱり関東・東京はすごい。
…そんなまとめ方になってしまって自分が悔しい。

いま振り返ると、あれほど惹かれる土地はない。
またいかねば!と思う。

いいなと思ったら応援しよう!