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ミーアキャットと遊べる!アニマルグランピング体験記
もうね、タイトルでわけわからんよね。
2月に前職の同僚たちに会いに、北海道へ行った。転職して1ヶ月くらいしか経っていないのに。
同僚たちと何をしたのか。ずばり、アニマルグランピング。普段はコラボしない言葉たちが同棲してる。
文字通り、動物たちとグランピングができる。動物園が運営していて、たくさんの動物から2匹を選び、テントで一緒に過ごすことができるのだ。小学生が考えたくらいぶっ飛んでる。
そんなわけで、なかなかできない体験だったので日記として書き綴っていくよ〜!(2月なのにいまさら感。真夏に真冬のこと書く)
🦒🦓🦒🦓🦒🦓🦒🦓
札幌駅に到着し、みんなと合流。後輩に「よさくさんですね。変わんなっ!」とつぶやかれた。1ヶ月しか経ってないからね。
レンタカーで動物園へ。向かうのはノースサファリサッポロ。2月なのでモコモコに雪が積もっている。動物たちがどんな状態で過ごしてるの…?と疑問を大きくしながら車に揺られる。
到着すると、入り口近くでシベリアンハスキーがお出迎え。自由にわしゃわしゃと撫でまわせる。「シベリアンハスキーも犬なんだな…」と「ライオンもネコ科」と似た感情を味わう。
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ひと通りモフモフさせてもらったあとは、園内へ。雪がめっちゃ積もってるのに動物がいるという、不思議な状態が続く。
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室内にも、動物を見ることができるスペースがあった。見ることができるというか、めちゃめちゃ放し飼いされてるんだけど。その辺歩いてる。
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めちゃくちゃふれあい重視の動物園だった。課金すればライオンに肉をあげるプランとかもあった。ダイナミックすぎる。
ひととおり園内を堪能したので、グランピングにチェックイン。受付で、今夜一緒に泊まる動物を選ぶことができる。
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みんなで議論を重ね、ミーアキャットとフクロモモンガを選んだ。普段なかなかふれ会えない動物だもの。
後ほど飼育員さんが動物たちを連れてきてくれるとのことで、まずはテントへ。
ドーム型の施設で、「ドラえもんが映画で使ってた道具?」くらいワクワク感が止まらない雰囲気だった。
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しばらくすると、飼育員さんが動物を届けにきてくれた。ミーアキャットは自由に抱いていいとのこと。フクロモモンガは解放したら捕まえられなくなってしまうので、ポーチに入れてふれあいを楽しむとのこと。
ミーアキャットは「おかき」という名前だと知らされた。みんなで「おかき…!」と復唱した。
おそるおそるケージから出し、距離感を探る。みんな初めての体験で人見知りならぬ「ミーアキャット見知り」を発動するものの、徐々に心の距離を近づけようとする。
おかきはとてもアクティブで、室内をガンガン動き回ろうとしていた。そして人に慣れるイメージが全くなかったのだけど、抱いてみるとスッポリおさまる。
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このふれあいでミーアキャットの株価が爆上がりした。健気すぎる表情に胸を打たれた。
フクロモモンガはナワバリ意識が強いらしく、動物臭を盛大に放っていた。「こんな小さな体で、このにおい!?」と驚いてしまったので、ケージでの観察がメインとなった。すまん。
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動物たちとふれあったあとは、しゃぶしゃぶを食べて寝る準備へ。
おかきはケージの端から端をダッシュする「1mシャトルラン」を開催しており、寝る気配がなかった。「ガチャン…ガチャン…」という音をBGMにして就寝。
***
翌朝。10時に飼育員さんが動物たちを迎えにくると聞いていた。最後におかきとのふれあいを楽しむ。「かぐや姫の迎えが月から来るときって、こんな気持ちだったのかな…」と想像する。そんなわけない。
飼育員さんが到着し、2匹にお別れを告げた。我々人間に付き合ってくれてありがとう。
チェックイン時に「シベリアンハスキーおさんぽチケット」をもらったので、チェックアウト後は動物園に舞い戻る。
シベリアンハスキーをお借りし、雪道を散歩。ハスキーのパワーが尋常じゃなく、スノーモービルに引っ張られているのかと思った。さんぽ…?
こんなに大きな犬と一緒に歩くのは初めての体験。とりあえず盛大に抱きしめまくった。マグロ抱えてるくらい、ホールドするの困難だった。マグロ抱えたことないけど。
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そんなわけで、動物とふれあいまくる2日間だった。これから先の人生で、ミーアキャットとフクロモモンガと同じ空間で眠ることなんてないんだろうな…!
家族とかで来たら、子どもにとってはインパクトある思い出になりそう。ぼくが子どもの頃に来ていたら、動物たちを飼育員さんに返す瞬間に泣いていただろうな。アラサーでも寂しがってたもんな。
ということで、動物たちとトコトン一緒に過ごしてみたい方にはオススメです。犬ぞりを楽しみたい方は、冬に行きましょう(真夏に書くな)