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中学社会科のネタ帳その24 鎌倉時代〜頼朝の政治〜

頼朝はどのような政治を行なったのか。
拠点は鎌倉です。教科書に出てきますよね。北が山、南が海で攻撃しづらい場所。ここを拠点にした。武士の時代のスタートという感じです。
頼朝の部下である全国の武士を御家人と言いました。頼朝は御家人に守護地頭という役職を与え、全国に配置しました。
守護→国ごとに置かれた。御家人の統制や警察的な仕事を担当。
地頭→荘園や公領ごとに置かれた。主に税の徴収を担当。

会社で言うと、
社長:源頼朝
部長:守護  課長:地頭
社員:御家人
 という感じです。
1185年に、頼朝は全国に守護や地頭を設置する権限を得ました。そのため1185年から鎌倉時代が始まったとされています。(いいはこ、の語呂合わせ)
昔は1192年だとされていました。これは1192年に頼朝が征夷大将軍に任命された事を鎌倉時代のスタートとしたからです(いいくに、の語呂合わせ)
未来の人間が、鎌倉時代のスタートの定義を変えただけで起きた出来事は変わっていません。
頼朝は御家人に領地を与えたり、守護や地頭に任命したりした。これを御恩といった。
御家人は頼朝のために時に戦ったり、鎌倉の警備を行なったりした。これを奉公といった。
この主従関係が当初は上手くいった。
会社でいうと、頼朝は社長なので給料を支払う。時には昇進させたりする。部下は給料を貰えるし、昇進できるかもしれないから頑張って働いた。
そんな感じです。
当初は順調にスタートした鎌倉時代。しかしやがて、頼朝が亡くなります。すると、頼朝の後継者争いが起こる。
会社もそうですよね。社長亡き後、後継者争いが起こる。
会社なら、誰が後継者になりますか?親族?それとも部長??
次回に続きます。
それでは、良いお年を^_^




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