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自己否定の塊だった私が自己受容できるようになるまで

私はこれまでnoteで、自己否定をし続けていた過去や、毒親育ちのこと、
自分の外側ばかりに価値基準を置いていたこと、
その結果メンタルの深い谷に落ち、そこから初めて内面に目を向け、
自分と向き合って起こった内面の変化などについて綴ってきました。

その内面の変革の具体的な方法については、
詳しく書いてきませんでした。

なぜなら、ちょっとブッ飛んでいるからです。

いえ、自分ではそう思いません。
あくまでも客観的に、常識的に考えた時に、受け入れられない人も居るかもしれないと思ったからです。


自分の内面と向き合うにあたり、方法はひとつではなく、様々な角度から探求していきました。
それらは冷静に意図的に選択したものというより、
なんにもなくなって苦しく混乱した自分が、自然と手にしたもの、
溺れる中で、手を伸ばしたら掴めたもの、
といった感覚でした。

ですがそれらは偶然ではなく、
人生のこのタイミングで内面が大きく変わることになったのは、
必然であったと思います。

それらはSNSでの誰かの発信であったり、
動画であったり、音楽であったりもしました。
色々な方向から自分を変革するためのメッセージが流れてきて、それらを私も聞き流すのではなく受け止めていたのは、やはり自分にとっての必然の時期であったのだろうと思います。

その中でもとても重要だったことについて、書きたいと思います。


私は"16Personalities"の性格診断テストで、「INFJ」と出ました。
このINFJの気質で、スピリチュアルな傾向があることも知られていますが、
私はまさしくその通りであると思います。

以前、記事にも書きましたが、私は10代の頃から、なぜ戦争はなくならないのか、戦争をなくすにはどうすれば良いのか、といったことを考え続けていました。
そして、『戦争はなくせる』という意識を皆が持てば、必ずそれは実現できる、と確信するに至りました。
そしてその頃から私が持っていたものが、万物はすべて一つであるという、
【ワンネス】の感覚でした。

それは地球が一つの体のような感覚であったり、
宇宙と自分が繋がっている、一体であるという感覚です。
地球が一つの体であるなら、戦争や災害は、大きな「病気」や「怪我」のようなものです。その箇所がとても痛むし、どうしても気になってしまう、無視できないのです。

また、自分(人間)と宇宙の構造は同じだと感じており、
宇宙には果てが無く拡大し続けているという事実から、人間は肉体が死んでも、生まれ変わり続け魂自体は消滅しないことを自分の中で理解したりと、
なかなかにスピリチュアルな人間であると自覚しています。

ここまで素でスピリチュアルな人間であるにも関わらず、
私はこれまでそういった”スピリチュアル”とされるものを見ないようにしてきました。
なぜなら、それらは社会の中ではマイノリティで、ちょっと怪しいもの、と見られる傾向があると思っていたからです。

何十万円もするようなスピリチュアルアイテムをビジネスとして販売している方も居ますし、そういったところに拒否感が強かったのもあります。

ですが自分の中で、純粋な興味があったことは確かでした。

自己を見つめなおすタイミングで、私はこれまで避けてきたスピリチュアルなものに目を向けました。

すると、
自分に対する理解も、世界に対する理解も、加速度的に上がったのです。
すべての解像度が上がった感覚がありました。

自分がこれまでなんとなく抱えてきた感覚や、モヤモヤしていて言語化ができなかったものが、スピリチュアルを通してはっきりと理解出来るようになりました。

”スピリチュアル”と連呼してきましたが、
私はそもそも”スピリチュアル”とジャンルを括っていることに対しても違和感を持っています。
スピリチュアルと一括りに言っても、中身は様々かもしれませんが、
それらが提唱している真理や法則は、【事実】であると思うからです。
ジャンルで括って、それが好きな人、興味がある人たちだけが楽しめばいい、というものではないと、私は思います。
怪しいものでもなく、もっと軽やかに、多くの人が知識として持っていていいものではないかと考えています。

もちろん好き嫌いや、実践するかしないかは、人それぞれですが、
人生をもっと軽やかに、自分らしく生きる為に、それらの情報はとても役に立つと思います。

私はそれらの特別なワークやセミナー、セッションなどを受けたことはなく、すべて動画や本などで自分で吸収した知識です。
スピリチュアルなことを専門的に学んで発信している人も、職業としている人もたくさん居る中で、私が発信する意味はあるのかと悩みもしましたが、
そのような立場にはない私の言葉だからこそ、伝えられるものがあるのではないかと思い、記事を書くことにしました。

思ったことを自由に発信できるnoteにおいて、誰に遠慮する必要もないのですが、私自身が思っていることを遠慮せず書く為に、一部を有料記事とさせていただきます。
私の言葉で、私の体験を聞いてみたいという方がいらっしゃれば、読み進めていただけたらと思います。



以前の私

メンタルの深い谷に落ち、1ミリも動けなくなってしまう前の私は、常時自己卑下し、他人に合わせ、自分をガン無視し、『自分<他人様』の仕様がデフォルトで、
その上で他者からの称賛や評価、どれだけ他者や社会に貢献できたか、が自分の価値であると本気で信じていました。

そして恐ろしいことに、胸中では常時自分を否定し続けていることに、気が付いていませんでした。

こちらの記事にも書きましたが、何もかもがうまく行かなくなって、すべての自信を失った時に初めて、私は自分の内面に目を向けました。

その時に私を導いてくれた存在がありました。



「同じことを言っている」

皆さんは、ルイーズ・L・ヘイさんをご存じでしょうか?
スピリチュアル講演家として知られています。アメリカの貧しい家庭に生まれ、親の離婚、虐待、10代での出産、自身の離婚、癌などをの経験を基に作成した著作、『You can heal your life』は世界で3500万部を超えるベストセラーになっています。
著作・教育者としての実績は累計5000万部を超え、世界最大のスピリチュアル系出版社ヘイハウスを創設しています。2017年に90歳で亡くなられています。

わたしは彼女の存在をYouTube上で知りました。その動画を見て、私はとても感銘を受けました。
おこがましいですが、ルイーズさんは、私が長年考えていたこととまったく同じことを言っていました。
抜粋します。

世界平和の実現について、国連のロバート・シューラ―は
”人類は平和を享受するに値する”ということを、
まず私達自身がしっかりと理解することが大切だと言っています。
実際には多くの人が、まるで戦争は避けられず永遠に続くもの
これからも永遠に戦争が続くと信じてしまっています。
実はそのような大勢の人の考えが戦争を助長し、戦争が絶えない世界を実現している、と言いたかったのだと思います。

だったらもし、”私達は平和に値する”
”平和は可能だ”と心底信じれば、それが現実になります。
そのためには私たち一人ひとりの内側が平和であることです。

ルイーズ・L・ヘイ


これまで私の周りには、そのような考えの人、また、そのような考えを話している人が居ませんでした。
以前、このような考えを友人に話しても、賛同してくれる人はおらず、
皆が、戦争は人類の歴史上無くならない、とか、人間とはそういうものだ、
といったことを言います。当たり前にそれを信じていました。
もちろん私だけではなく、戦争をなくすには意識を変えることだと考えている人たちは世界中に大勢居ると思います。それでもまだまだ少数派の意見であると思います。
私は彼女がこれを提唱し、多くの人たちに受け入れられていることを知り、とても嬉しくなりました。

戦争をなくすには、という記事を書こうとしたわけではないので、話を戻しますが、
この動画をきっかけにルイーズさんを知り、彼女の言葉によって、
自分が一日中、自分を苛め抜いていたことにようやく気が付くのです。

鏡の中の自分

ルイーズさんが提唱しているものの一つに、アファメーションがあります。
自分の人生についてポジティブなことを意識的に言うことです。
それを習慣にすることで、ポジティブな変化が現れるというものです。

その効果的なやり方として、ミラーワークがあります。
鏡の前に立ち、自分の目を見つめ、自分に対してポジティブなことを言うものです。その時に自分がどう反応するかに気付くことがとても大切だとルイーズさんは言います。

朝起きたらまず鏡の前に立ちます。
そして…これは多くの人にとってとても難しいのですが、
鏡の中の自分に、
”あなたを愛している”
”本当にとても愛している”
と言ってみてください。抵抗を感じる人が多いと思います。
それはポジティブなことを信じられないからです。

ルイーズ・L・ヘイ


私は素直な性格なので、言われた通りにこのミラーワークをやってみました。
するとどうでしょう。

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