子どもたちの不登校で気付いた、毒親育ちが恐れているものと本当の望み
毒親育ちが恐れているものはたくさんあると思います。
失敗すること、批判されること、社会からはじかれること。
人の視線、目立つこと、普通ではないこと。
毒親育ちにとって、その多くは幼少期に親から受け継いだ価値観が原因となっています。
自分の恐れの根本原因がどこにあるのかを知り、価値観を改めていくことは、毒親育ちで生き辛さに苦しんできた人にとって、大切な第一歩だと思います。
私はこの一年ほどの間に、内面深くに目を向け、自分と向き合い、癒すことをしてきました。
様々な変化が私の中で起こり、考え方や感じ方もだいぶ変化してきました。
その変化は、子どもたちの不登校と共にありました。
不登校の子どもたちと向き合う日々の中で、
私の本当の望みが、徐々に明らかになってきました。
それは私に欠落していた概念でした。
そして私はそれを、無意識に恐れていました。
幼少期から受けてきた親の価値観により、それは押し込まれ、悪いものとされ、不要なものとして、見えないように蓋をされました。
そして私も、自分自身で蓋をしてきました。
”ない”ものとしてきたので、意識することさえ無かったのです。
意識してはいけないものだったからです。
不登校の子どもたちと生きる日々の中で、私はその開けてはいけない蓋を開けることに成功しました。
気付けば、開いていました。
私はその時、
これまでずっとぼんやりとしていて言語化出来ていなかった私の望むものの正体が見えた時、
これまでの自分の人生、これまでの自分の子育て、
それらに共通する「苦しさ」「違和感」が、なぜ沸き起こっていたのかがはっきりとわかりました。
”自分をまるごと抱き締めてあげたい”感情が走りました。
内面に目を向け続け、試行錯誤する日々の中で少しずつ自分を取り戻し、霧が晴れて行き、ようやく本来の自分が生きたい人生の扉の前に立った想いです。
今回の記事では、その具体的な内容と、自分が生きたい人生の扉の前に立った時の出来事について、書いていきたいと思います。
求めるものは人それぞれだと思いますが、
日々、ぼんやりとした苦しさを抱えている方、自分の望みが見えない方、日々の子育てに苦しさを感じる方の、少しでも参考になれたら幸いです。
まず、結論から先に述べると、
毒親育ちの私が本当に恐れていたものとは、
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?