【理学療法士と学ぶ】睡眠と女性ホルモンのカンケイ
【動作・歩行・呼吸の専門家】である理学療法士として、身体の歪みや不良姿勢が及ぼす身体への影響や、生活におけるの悩みとの繋がりについて解説し、その改善方法・予防方法もお伝えしています。
わたし自身が女性ということもあり、特に女性の身体と心について投稿しています。
先日より、【変化】もストレスになること、女性は毎月【変化】が起こるので、よりこの【変化】に応じたケアが必要だということや、具体的な周期別でおススメの運動内容や代謝について書いています。
女性にとって大切な女性ホルモンである【エストロゲン】と【プロゲステロン】の2つは、眠気の抑制や促進など、睡眠にも大きな影響を及ぼしています。
参考)
これらの女性ホルモンが減少したり、バランスが崩れると、寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなるなどの睡眠障害が起きやすくなってしまいます。
また、古くなった皮膚や内臓を修復し、再生を促すのが、質のいい睡眠時に分泌される【成長ホルモン】です。皮膚の細胞が新しくなれば肌がきれいになり、内臓組織が修復されれば健康に繋がります。
この成長ホルモンは、【入眠後から3時間くらいの間に多く分泌される】ので、寝入りを良くし深い睡眠をとることが大切です。
質のいい睡眠のために心掛けたいことは、【朝しっかりと陽の光を浴びること】や【寝る前はスマホ・PCの利用を控える】、【湯船に浸かる】などもありますが、【姿勢の歪みや骨盤の歪みを整えること】や【生理周期に合わせた適度な運動】もとても重要です。
日本は世界の中でも【睡眠時間が短く寝ていない国】であり、また中でも女性は男性に比べて睡眠時間が短い、という調べがあります。
また、男性と女性の脳は働き方が違うということは知られていますが、どちらがより多くの休息が必要であるかという研究もありました。男性は、ひとつのことに集中するように脳が働き、女性は同時に複数の事をこなす「マルチタスク機能」を発揮するため、脳機能の回復に時間がかかり、女性の方がより休息と睡眠が必要とすることが明らかとなりました。
女性は、女性ホルモン分泌のサイクルがあり、ホルモンバランスが原因で睡眠時間や眠りの深さが大きく変化しています。さらに、本当は睡眠が必要な性でもあるにも関わらず、なかなか眠れていないのが現実です。
根本の身体の歪みを取り、普段からストレスを溜めない生活を送ることができるよう、アプローチしていくことをおすすめします。
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運動習慣作りや自分の姿勢や身体の歪み、呼吸法などの把握・改善はとっても地道ですが、「しっかり取り組もう、改善しよう」と思われた場合は、やはり客観的な指導があることが一番効率的かと思います。
動作・歩行・姿勢・呼吸の専門家である理学療法士視点を入れて、一度ご自身の身体をチェックしてみることはいかがでしょうか。
現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズ、おすすめのトレーニングもお伝えできます。お気軽にご相談ください。
また、もっと知りたいことやわからないことがある場合も、是非コメントや連絡いただけると嬉しいです。
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