ずっとキラキラ続きますように
気づけば私も高校生になっていた。
気づけば私が高校生になれていた。
絶望の中学3年間、全く楽しくなかったわけでは無かったけど過酷な日々だったなと感じる
高校は同じ中学校の女の子たちが選ばなかった高校を受験した。
出席日数が足りなくてすごく不安だったけど、高校受験に成功して4月から高校生になれた。
久々に開ける教室のドア
その手は少し震えていたかな。
ドアを開けると「おはよう」って言ってくれた。
その時から私の高校生活に少し希望を持てた。
些細なことかもしれないけど本当に救われた気がした。私は報われたって思えた。私はこの教室に居てもいいんだって。
それから中学とは打って変わって毎日学校に行けるようになった。
朝、お腹が痛くなることも無くなったし
持病の薬も5錠、3錠、1錠と減ってきた。
私のことをよく知ってる中学の頃からの男子友達も同じ高校に進学した。
「いい意味で変わったね、よかった」って言ってくれた。
いい意味で変われてよかった。
変わりたかったんだ、ずっと。
「学校が楽しい」って思えることが嬉しい。
毎日「今日こんなことがあったんだよ」って思い出し笑いしながら親に話せる状況が嬉しい。
全部がキラキラしてる。私には希望があったんだ、これだったんだよ。
私は間違ってなかった。何度も死のうと思ったけど生きててよかった。生きなきゃダメだったんだねきっと。
こんな幸せが待ってたの。
これからもキラキラしてますように。
そんな七夕の願い。