【要約】アウトプット大全

本をたくさん読めば何かが変わると思っていたけど、そんなに甘くないようです。

いまの私は本を読んでいるだけという状態です。つまりインプットはしててもアウトプットが出来ていない状態です。アウトプット不足を解消し、本を読んで成長するという状態に変えるために『アウトプット大全』を読んでみました。

1.アウトプットは現実を変える手段

アウトプットとは出力です。
話す、書く、行動することがアウトプットとなります。インプットの前後で行動が変われば、インプットを活かしたアウトプットがされているということになります。

行動が変わる。
現状が変わる。

つまり、アウトプットとは「現実を変える手段」なのです。

◆どう現実が変わる?
現在の行動では成長を実感できない時、別の行動の方が効果がありそうだと思えば、そちらを選ぶと思います。

選択肢を増やすのがインプット、
選択肢を選ぶのがアウトプットです。

いくら選択肢が増えたところで、どれにしようか悩んでるだけでは現実世界は変わりません。選択し、実行することで現実は変えられます。

◆選択を間違えてしまったら?
安心してください。
間違えても別の選択肢を試しましょう。自分で選んで行動したことは無駄にはなりません。

よりよいアウトプットを行うには次のインプットの前に"フィードバック"します。失敗にも成功にも理由があります。その理由を考え、次のインプットに修正を加えることで次のアウトプットの質が向上します。

“人は同じ過ちを繰り返す様に見えるけれど、因果は決して円環ではない。螺旋なのです。”
(フローラ/三浦建太郎『ベルセルク』より)

◆そうは言っても・・・
ネガティブな言葉を言っても現実は変わりません。むしろネガティブな言葉によって人生は悪い方向に進んでしまいます。

本書では仕事の成功や良好な人間関係を維持するには、ネガティブな言葉の3倍以上、ポジティブな言葉が必要と書かれています。

自分の周りをポジティブな言葉、ポジティブなアウトプットで満たして、成功と幸せを掴み取りましょう。

◆たとえば読書の時のアウトプット
1)目標を立てる
自分の長所や短所からどんな自分になりたいかを考えて目標を立てます。目標は手帳などに書いておき、いつでも見返せるようにしておくと効果的です。

2)本を読む
目標に沿った本を選び、その本を読みます。
読む前に自分に質問して、質問の答えを探すように読むと必要な情報に注意が向きやすくなります。

3)メモをする
読むのと同時に重要だと思ったところはメモをとります。手で書くことで脳は刺激され、記憶に残りやすくなります。また読んでいるときの感情や気付きも残すことができ、自分にとって価値ある情報となります。

4)誰かに教える
教えることは、インプット、アウトプット、フィードバック三位一体の"最強のアウトプット"です。
教えると思ってインプットすると記憶に残りやすく、教えることにより自分でも理解していない部分が浮き彫りになります。そして不足している情報を補う、もっとわかりやすく説明するということをフィードバックすることで次のアクションがグレードアップします。

2.アウトプットで自分が変わる。そして世界も変わる

アウトプットの6つのメリット
1)記憶に残る
2)行動が変わる
3)現実が変わる
4)自己成長する
5)楽しい
6)圧倒的な結果が出る

この6つ以外にもたくさんのメリットが挙げられますが、私からはふたつ。

一、アウトプットでコミュニケーションも円滑になる。
話す、伝える、ほめる、叱る、教えるなどはアウトプットでありコミュニケーションでもあります。アウトプットとは自分のためだけではなく、周囲に影響を与えることも可能だということです。

二、アウトプットで創造力が膨らむ。
学んだ知識や経験がメモやノートという形で蓄積されれば、やがてそれらをヒントに新たなアイデアが生まれます。YouTubeやnoteなどもいかに楽しんで見てもらえるか、日々試行錯誤しながらアウトプットされていると思います。過去のアウトプットをみて反省や改良を加えるのはよりよいアウトプットが生まれる土壌となります。

アウトプットで自分の世界だけでなく、自分の変えた世界が他人に連鎖して、自分が思いもよらない変化が起きるとしたらワクワクしますよね。

まあ正直、自分の知らない世界が変わったとしてもよくわからないので、自分の手の届く世界を変えることから始めましょう。

3.とりあえずnoteをがんばります

私がいま重視しているアウトプットは、読んだ本の要約です。スマホでメモを取り、内容を自分なりに咀嚼して要約します。要約することで理解が深まると感じます。いまはそれをnoteに落とし込むことを念頭に行動しています。

誰かに分かりやすく伝えること。

noteによって1人でやるよりも効果的なアウトプットができると信じて、一つずつ面白い記事を書けるように精進していきます。

4.まずは実践あるのみ

この本を手に取った時は何かいいアウトプットの方法が見つかればいいなくらいの気持ちでしたが、求めていた以上のものが得られました。
アウトプットの必要性についてもシンプルですが非常に納得させられました。そして自分がいかに成長のためのサイクルを回せてなかったか思い知らされました。

本書は話す、書く、行動するを軸にアウトプットのやり方やコツが80項目、アウトプット力を高める7つのトレーニング法が書かれています。この中から自分に合ったやり方から始めていけばいいかと思います。

これからはアウトプットの効果を実感するため行動をバンバン起こして行きたいと思います。

以上、読んでくれてありがとうございます。

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