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#52 これが知りたかった! みんなのおうち読書のリアル、一挙公開します。

※この記事は、Podcastの内容を一部ピックアップしてお届けしています。詳しい内容は本編をチェックしてくださいね。
▽本編はPodcastYouTubeでご視聴いただけます!

今回はミカタラジオ「実践編」です!みなさんからいただいているお悩みやご質問にどんどんお答えしていきます!


親子で一緒に読書を楽しむには?

最初にとりあげるのは、親子で一緒に読書を楽しむ方法についてのお悩みです。

📎 ようちゃんさん
 
読書を自分事として楽しんでほしいから、押しつけにならないように心がけて、今は種まき期間と思い心を広~くして声かけをしています。
けれど、種まき期間に自分が疲れてしまうときがあります。
自分も子どもも良いバランスで読書タイムを楽しむヒントがほしいです。

「種まき期間」、とても素敵な言葉です。
今は待つ時期、ゆっくり見守ろう……そうは思っても、辛抱強く待つのだって大変ですよね。
お子さんを思うがゆえの保護者さまのお悩み、共感できる方も多いのではないでしょうか?

こちらのお悩みには、おたよりにてたくさんご意見をいただきました。その中から4通ご紹介します。

✉️ とかちさん
疲れるのめっちゃわかります……うちも、どうにもこうにも読まない時期とかありました。「こっちはたくさんセッティングしているのに!」って。

✉️ 読書家パパさん この前どなたかのおたよりで見ましたが、好きなキャラクターとかを話すと楽しいです! 子どもが読んでいる本の内容なんて知らなかったけど、いざ聞いてみたら『へぇ〜、そんな設定なのか』と思って普通につづきが気になってしまいました(笑

✉️ ひつじぐもさん
「1回声かけてだめだったら、その日はあきらめる」みたいにしてます。そのときは、自分だけ読書タイムにします。読んだ本をそのままポイッとソファに置いてお手洗いに行ったら、戻ってきた頃には子どもがその本を勝手にのぞいていたりします

✉️ ちいさん
たまには読み聞かせもいいと思います。最初は恥ずかしがってても、交代読みとかにするとちょっと乗ってきてくれたりします。 読み聞かせだったとしても、読めたことにして、こんなに難しい本が読めたね!!と盛大に褒めてあげちゃいます笑

どれもすごく素敵なおたよりですよね。
なるべく押しつけないように……と思うといろいろな工夫が必要ですし、その分、努力が報われないと疲れてしまうこともあるかもしれません。
なるべくご負担なく読書ライフを楽しむためにも、他のご家庭の取り組みを真似したりアレンジしたりして取り入れちゃいましょう!

家族で本の話をする、これだけで素敵な読書体験になるんです。
本の中で特別好きなキャラクターをあげてみると、意外なお子さんの一面が見られることもありそうですね。
おたよりのように、お子さんのお話が面白くてつづきが気になってしまうこともありそうです。

お子さんの気分が乗らないときは潔くあきらめるのもひとつの選択肢です。
まずは保護者さまが本を手に取ってみましょう!おたよりにあったようにお子さんの心も動くかもしれません。

▽身近な「読書家」の存在の大切さについては、ミカタラジオの第49回をご覧ください。

読み聞かせも素敵ですね。
「あえて難しい本をみんなで読む」というご家庭もあります。
お父さんが上のお子さんに読み聞かせしているのを、そのうちにお母さんや下のお子さんも聞きに来て……という感じで、集まって泣いたり笑ったり、すごく明るい雰囲気でその時間を楽しめているそうです。
読み聞かせも、楽しい時間づくりの意外なカギになるかもしれません!

うちの子、本当に読書が好きなの?

ここからは、私・笹沼がみなさんのお悩みに回答させていただきます。

まずは、お子さんの読書への気持ちに関するお悩みです。

📎 ぱやぱやさん
昔から絵本などを読んでいる子ではありました。 しかし、学研の任意の宿題で読書記録が始まり、読書が宿題であるから、親にやってねと言われたから推薦図書を好きではないけど読んでいるのではないか?と不安になることがあります。

きっかけが「なんとなく面白いから」「宿題で出たから」「ごほうびがもらえるから」だけでも大丈夫。
本を読んでいるお子さんに対して「本が好きなんだね」「読書家だね」と声かけすると、お子さんも「あ、私って本が好きなんだ」「僕は読書家なんだ!」と思って、自分からどんどん読むようになっていくんです。
「最初のうちは楽しんでいるのかもよくわからなかったのに、いつのまにか自分から『図書館に行きたい!』って言いだした!」というお話はよく聞きます。
うちの子はあんまり気持ちを外に出してくれなくて……というご家庭でも、一緒に本の話で盛り上がれるような日がきっとくるはず。
それまでは、保護者さまの思いは心の中にとっておきつつ、お子さんに寄り添って一緒に楽しむのが良いのかなと思います。

▽お子さんを読書家にする声掛けについては、ミカタラジオの第47回をご覧ください。

読むのをやめようか迷っているとき、どうしたらいいの?

次は、お子さんが苦戦しているときの声掛けについてのお悩みです。

📎 なごやさん
小5の娘はあまり気に入っていない本を読んでいると、明らかに読むペースが落ちます。「やめてもいいんだよ。」と声を掛けていますが、何日か迷ったりしてから、中断しています。だまって見守っている方が良いのか、少し悩んでいます🤔

「やめてもいいんだよ」というのは、すごく素敵な声かけです!
保護者さまがそう言ってくれるからこそ、お子さんも読み続けるかどうかじっくり迷えているのではないでしょうか。
もし機会があれば、「読むのやめるときって、どんなこと考えてるの?」ときいてみると、保護者さまとの会話を通して、お子さんの中で読み続ける本の基準がはっきりしてくるかもしれません。
お子さんと保護者さまでそれぞれの本の読み方をシェアできて、きっと楽しいですよ。
また、多少ペースが落ちてしまったとしても、「読むのをやめずに頑張った結果、逆に読み通せて一気に自信がついた!」というお話も聞くので、基本的には一度声をかけたら、あとはお子さんを信じて見守ってあげてください。

習い事と読書の両立が難しい……

最後に、忙しいときの取り組み方についてのお悩みです。

📎 みつおかさん
最近は読み聞かせがほとんどで、楽しくなったタイミングで交代読みしてます。少しレベルを下げるべき?
自分としてはそんなに気にしてないのですが。習い事が増えすぎて物理的に厳しいのかなと薄々気付いています。
本格的に忙しくなってきたお子さんの読書の取り組み方を知っておきたい。

忙しい毎日との両立、同じようなお悩みをお持ちの方も多いと思います。
お子さんが読書好きになるには「楽しく・たくさん・幅広く」の順に取り組むのが大事。
「楽しさ」が何より優先なので、簡単な本や短い本を取り入れていくのも大事です。

▽「楽しく・たくさん・幅広く」の重要性に関しては、ミカタラジオ第48回をご覧ください。

でも、忙しくてもスキマ時間に本に手が伸びるのは、読書習慣が身についている証拠!
保護者さまには、お子さんの「本っておもしろいな」「読書したいな」という気持ちを定期的に引き出してあげるだけで大丈夫です。
ミカタラジオ第27回の「本を読んでいない時間にこそ、子どもの成長チャンスあり!?」でもお話ししましたが、読書を長く続けるためには、多くの冊数を読むことよりも、「読書のこと好きだな」という空気づくりが大事です。
たとえば、ご飯のときに「あのときあの本、読んでたよね」と本についてお話ししたり、いつか読みたい本を手帳にメモしておいたり……。
本のことを話したり、考えたり、といった雰囲気づくりの方に注目すると、忙しい時期でもずっとお子さんが「読書家」でいられるんじゃないかと思います。

▽ミカタラジオ第27回はこちらからご覧ください。


おたよりからわかるように、おうち読書の状況は好みもレベルも忙しさも、ご家庭それぞれです。
すべてのご家庭に合った万能薬のようなアドバイスはなかなかありません。
そのぶん、コツや失敗談、経験談がたくさんあれば、「うちの子にも合うかもしれない」「やってみようかな」と、ちょっとずつ支えあって進んでいけるはず。
そのような「みんなで読書を頑張れる」ような寄り添える場所を作りたいんです。
さらに言うなら、これは、ヨンデミー受講を受講している・していないに関わらず寄り添える場所であってほしいと思っています。
私たちはヨンデミーという習いごとを運営しているわけですが、ヨンデミーもおうち読書の数ある「選択肢」のひとつ
ヨンデミーの目標は「日本中の子どもたちに豊かな読書体験を届ける」ことなので、どんなご家庭も支えあって読書ができることが、私たちの夢なんです。

最新回はPodcastで先行公開しています。
『おうち読書のミカタラジオ』特設サイト

番組へのおたよりをお待ちしています!

このテーマへの感想や、ミカタラジオ内で取り上げてほしいお題など、ぜひおたよりフォームからひとことでもお寄せください!

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